【GLORY】無敗の女王メクセン、2度目の防衛戦が決定
8月10日(金・現地時間)アメリカ・コロラド州デンバーのファースト・バンク・センターで開催されるキックボクシングイベント『GLORY 56』の対戦カードが発表された。
GLORY女子スーパーバンタム級王者アニッサ・メクセン(30=フランス)が、同級4位ジェイディー・メネゼス(26=ブラジル)を挑戦者に迎え、2度目の防衛戦に臨む。
両者は昨年7月に開催された『GLORY 43』のワンマッチで一度対戦し、メクセンがメネゼスに判定勝ち。ともにその試合がGLORYデビュー戦であった。
メクセンはWPMF(世界プロムエタイ連盟)やWBCムエタイ(世界ボクシング評議会のムエタイ部門)などのムエタイ世界王座を獲得した実績を引っさげ、GLORYに参戦。GLORYデビュー戦から2カ月後のワンマッチでもTKO勝ちを収め、昨年12月の『GLORY 48』で満を持してGLORY女子スーパーバンタム級王座に挑戦すると、当時の王者ティファニー・ヴァン・ソーストに判定勝ちし、新女王の栄冠に輝いた。
さらに今年3月のワンマッチにも勝利して戴冠1戦目を飾り、続く5月の『GLORY 53』では強豪アメル・デビーの挑戦を退けて初防衛に成功。GLORY戦績を5戦全勝(1KO)とし、無敗の女王の座に君臨している。
今回の挑戦者となるメネゼスは2014年12月にMMA(総合格闘技)でプロ格闘家としてのキャリアをスタートさせ、その翌年からキックボクシングの試合にも出場しているという選手だ。昨年8月のメクセン戦以降、GLORYでは試合に出場おらず、1年ぶりの参戦となる今大会でメクセンへのリベンジと王座奪取を目指す。
ほかにも、今大会ではGLORYライトヘビー級王者アルテム・ヴァキトフ(27=ロシア)が、同級4位ダニョ・イルンガ(31=ドイツ)を挑戦に迎え、4度目の王座防衛戦を行うことも決まっている。
ヴァキトフは2016年3月にサウロ・カバラリからGLORYライトヘビー級王座を奪取。以降はザック・ムウェカッサ、カバラリ、アリエル・マチャドの挑戦を退け、3度の防衛に成功してきた。
対するイルンガは2011年3月にIt’s Showtime -95kg MAX王座を獲得した実績の持ち主。ヴァキトフとは2015年11月の『GLORY 25』で一度対戦したが判定で敗れており、今回は王座を懸けてのリベンジマッチとなる。
<決定対戦カード>
▼GLORY女子スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
アニッサ・メクセン(30=フランス/GLORY女子スーパーバンタム級王者)
vs
ジャジー・メネゼス(26=ブラジル/GLORY女子スーパーバンタム級4位/挑戦者)
▼GLORYライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R
アルテム・ヴァキトフ(27=ロシア/GLORYライトヘビー級王者)
vs
ダニョ・イルンガ(31=ドイツ/GLORYライトヘビー級4位/挑戦者)
Photo by James Law, GLORY Sports International
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