【ノーナクシン】日本初ラジャダムナン認定興行を後楽園で開催、現役王者&ランカー参戦
8月29日(水)東京・後楽園ホールにてラジャダムナンスタジアム公認ジムのノーナクシン東京主催ムエタイイベント『スック ワンキントーン Go to Raja』の開催が決定した。
同大会は日本で初めてのムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアム認定興行となり、ラジャの関係者も多数来日。ランカーとのランキング査定試合が数試合行われる。試合内容によってはラジャのランキング入りが約束されているという。
メインイベントでは、ポンスリー・ポー・シリポン(タイ)と鈴木真治(31=フジマキックムエタイジム)が対戦。ポンスリーはもうひとつの殿堂であるルンピニースタジアムの元ウェルター級王者で、プロムエタイ協会とWPMFでも同階級の王座を獲得。現在はラジャのジュニアミドル級で2位、ルンピニーでもウェルター級4位にランキングされている。戦績は70勝(20KO)45敗4分。
鈴木は元・藤原ジム所属で、かつては全日本キックのランカーとして活躍。J-NETWORKではスーパーライト級王座を獲得したベテラン選手。2017年11月のREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦ではスアレック・ルークカムイに敗れて王座戴冠はならなかったが、今年4月にはMuayThaiOpenスーパーライト級王者・橋本悟を1Rわずか51秒でKOして実力を見せつけた。
ポンスリーはムエタイMVP候補にもなったパンチ系のファイタータイプであり、鈴木との試合は噛み合いそうだ。
セミファイナルには現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ)が登場。元J-NETWORKライト&MA日本同級王者・高橋幸光(29=はまっこムエタイジム)と対戦する。
チャムアトーンはWMC世界スーパーライト級王座も保持し、ルンピニーではウェルター級2位。これまで2度来日し、初来日は2016年7月の『ムエマラソン』でトーナメントに出場して準決勝で惜敗。2017年8月の再来日では元日本ライト級王者・石井達也を1Rわずか1分7秒でKOしている。
高橋はテコンドー仕込みの蹴り&フットワークとムエタイをミックスさせたスタイルで、国内トップ選手を相手に一時は10連勝をマーク。今年4月8日に中尾満に判定勝ち、同月29日にセイサック・エスジムを2RでKO、7月にはルンランウィー・OZジムに判定勝ちして現在3連勝中。
現役王者をどこまで追い詰めるのか、それともチャムアトーンがまたも強さを見せつけるのか。高橋にとって大一番となった。
そして、元ルンピニースタジアム認定バンタム級王者ガウテム・ルークプラバーツ(タイ)が、WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTARO(27=OGUNI-GYM)と対戦。
ガウテムは今年の初めまで王者だったテクニシャンタイプ。2017年11月に来日し、元WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者・波賀宙也と打ち合いも繰り広げて判定勝ちしている。
MOMOTAROは昨年3月のタイ・ランシットスタジアムでの一戦までは14連勝。サウスポーから伸びやかに放つ蹴り技が持ち味だ。RISEルールでは昨年11月と今年6月に黒星を喫しているが、本来のヒジ・首相撲ありのムエタイルールで大物食いを目指す。
<決定対戦カード>
▼メインイベント 63.5㎏契約 3分5R
ポンスリー・ポー・シリポン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定ジュニアミドル級2位)
vs
鈴木真治(31=フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
▼セミファイナル 66kg契約 3分3R
チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)
vs
高橋幸光(29=はまっこムエタイジム/元J-NETWORKライト&MA日本同級王者)
▼58kg契約 3分3R
ガウテム・ルークプラバーツ(タイ/元ルンピニースタジアム認定バンタム級王者)
vs
MOMOTARO(27=OGUNI-GYM/WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
●編集部オススメ
・チャムアトーンが石井を圧倒KOしてWMC世界王者に(試合動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】