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【ボクシング】山中慎介、伊藤雅雪が世界を獲るには「ジャブから打ち下ろしの右」

2018/07/28(土)UP

フロリダ州キシミーでプレスカンファレンスに臨んだ伊藤

 7月28日(日本時間29日)、アメリカのフロリダ州キシミーで行われるWBO世界スーパー・フェザー級王座決定戦に臨む伊藤雅雪(27=伴流)

 同級2位の伊藤は初の世界戦、拳を交える相手は23戦全勝(15KO)のホープ、1位のクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)。ディアスはフロリダを準ホームとしているため、伊藤にとってはアウェーでの試合となる。

 伊藤はこれまでライト級のWBCユース王座、スーパー・フェザー級で東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック王座を獲得。戦績は25戦23勝(12KO)1敗1分。

 試合が間近に迫るこの一戦について、試合を生中継するWOWOWが元WBC世界バンタム級V12王者の山中慎介に対戦予想を聞いた。

神の左を炸裂させ世界王者となり、KOを量産した現役時代の山中。(17年3月、12度目の防衛時)

 山中は伊藤について「センスのある、良いボクシングをする選手だなと以前から思っていました」と伊藤の当初からの印象を語り、「相手にとってはやりづらいんじゃないですかね。体格(身長174センチ)にも恵まれ、長い距離で戦えるうえ見た目以上にパンチ力もあると思います」と好評価。

 伊藤の今回の相手、ディアスについて山中は
「スター候補のひとりですよね。右ストレートのタイミングが良く、また左フックの返しは勢いがありますね。その左は振りが大きいけれど、意外に速くてタイミングが良いのでは」ディアス得意の左フックについて語った。

伊藤が打ち下ろしの右をクリンヒットさせる(16年大晦日、東洋太平洋王座統一戦)

 そして二人の試合展開予想については「伊藤選手は長い距離から左ジャブを繰り出し、打ち下ろしの右ストレート主体のボクシングになると思います。それをやり切れば勝てるでしょう。ディアスは距離を詰めないといけないので、接近してくるところを伊藤選手が迎え撃つイメージですね。体格差もあるのでディアスは伊藤選手の左ジャブを嫌がるんじゃないですか。ただ、伊藤選手は打たせないことも重要ですが、ジャブを突いて距離をつかんだら自分から攻めていく必要があるでしょう。そうしないと相手の勢いに飲まれてしまうので。伊藤選手は最近、そういう戦闘スタイルを身につけていますよね。アウェーでの試合ですが、実力も自信もつけてきたベストのタイミングでの世界挑戦なので、期待しています。世界タイトルを持ち帰ってほしいですね」と山中は伊藤にエールを送った。

 この注目の一戦は、7月29日(日)午前11時からWOWOWライブで生中継する。

<伊藤雅雪 いとう・まさゆき>
1991年1月19日、東京都出身の27歳。本名は伊藤雅之。バスケットボールを中心に幼少期から数々のスポーツに親しんだあと高校3年時にボクシングを始める。09年に伴流ジムからプロデビューし、全日本新人王、WBCユース王座、東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック王座を獲得。現在はWBO世界S・フェザー級2位にランクされる。スピードと距離を操る術に長けた右のボクサーファイター型。戦績は25戦23勝(12KO)1敗1分。

<山中慎介 やまなか・しんすけ>
1982年10月11日、京都府出身。アマチュアを経て06年1月に帝拳ジムからプロデビュー。10年に日本バンタム級王座を獲得し、翌11年にはWBC世界バンタム級王者になった。この王座は「ゴッドレフト(神の左)」と称された左ストレートを主武器に昨年8月まで連続12度防衛した。これは具志堅用高氏に次ぐ日本歴代2位の世界王座防衛記録でもある。今年3月の試合を最後に引退した。通算戦績は31戦27勝(19KO)2敗2分。

◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆

★『生中継!エキサイトマッチ 伊藤雅雪、世界初挑戦!』
【放送日】7月29日(日)午前11:00~[WOWOWライブ]
ゲスト:三浦隆司

WBO世界S・フェザー級王座決定戦
伊藤雅雪/WBO世界S・フェザー級2位
vs クリストファー・ディアス/WBO世界S・フェザー級1位

■WOWOW番組オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/

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