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【RIZIN】KO勝ちしたSBエース・海人が連続参戦

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2018/08/04(土)UP

国内の実力者を次々と撃破している海人(左)と、三冠王の小川(右)が激突する好カードが実現

 8月12日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催される『RIZIN.12』の追加対戦カードが発表された。

 シュートボクシング日本スーパーライト級王者・海人(20=TEAM F.O.D)が、RIZINキックボクシングルールで三冠王・小川翔(OISHI GYM)と激突する好カードが組まれた。

 海人はシュートボクシング(以下SB)の若きエースとして飛ぶ鳥を落とす勢いにあり、現在8連勝中(5KO)。国内トップクラスの不可思、健太、宮越慶次郎、鈴木博昭らを次々と撃破している。

7月大会では急きょの参戦ながら、ヒザ蹴りでKO勝ちした海人(左)

 7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.11』で行われるはずだった、中井りん(31=修斗道場四国/元パンクラス女子バンタム級王者)vs杉山しずか(31=リバーサルジム新宿Me,We)が中止となったことで、3日前にオファーを受けて急きょ参戦。J-NETWORKライト級9位・ウザ強ヨシヤ(TESSAI GYM)とキックルールで対戦し、ヒザ蹴りでKO勝ちした。

 その一夜明け会見で、海人は「今回の試合が無事に怪我もなく終わったので、8月のRIZIN名古屋大会にも出させていただけたらと思います」と、なんと連続参戦を直訴。榊原信行RIZIN実行委員長は「(浅倉)カンナと同級生で今21歳。しっかりしているよね。カンナも海人選手も描いた夢を自分の力でかなえていける年齢です。その場所を求めている、ぜひにというのであれば、我々はその期待に応える必要がある。名古屋に参戦させるべく話をします」と、若い選手が夢をかなえるチャンスを与えたいと前向きな返答をしていた。それが実現した形となる。

どんな技でも使いこなし、パワフルでもある小川(右)

 対する小川は空手からキックボクシングに転向、15歳でプロデビューし、2012年には「K-1甲子園」で優勝。2014年に第2代REBELS-MUAYTHAIライト級王座を獲得したほか、現在は蹴拳ムエタイスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本ライト級王座、HOOST CUP日本スーパーライト級王座の3つを同時に保持する三冠王となった。

 海人は「先日7月29日のRIZIN.11に続いて今回の大会にも連続参戦させていただくことになりました。RIZINの榊原代表、SB協会シーザー会長をはじめ関係者の皆さまに心よりお礼を申し上げます。前回の試合はKOで勝ちましたが、僕の中ではまだまだ物足りない内容だったので本当の力を観ていただくためにも今回はさらにインパクトのある試合をして、もちろんKOで勝ちますので応援よろしくお願いします。MMAの試合の中でSBの海人を1番に覚えて帰っていただけるように良いパフォーマンスを魅せます」と、連続KO宣言。

 小川は「地元名古屋で開催されるRIZINに参戦できて正直に嬉しい限りです。海人君は、いま立ち技業界で誰もが知っている強くて波に乗っている選手なので、自分にとってはチャンスであり盛り上がる試合ができればその話題を奪えると思います。ルックスでは負けますが、それをぶっ倒して勝ってヒーローになります(笑)。皆さん、応援よろしくお願いします」と、こちらもKOで海人の勢いを喰うと宣言している。

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