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【ムエタイ】世界2冠王の17歳・吉成名高がタイのスタジアム王座に挑戦

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2018/08/09(木)UP

“天才ムエタイ少年”吉成名高が、タイのスタジアム王座に挑戦

 エイワスポーツジム期待の高校生、吉成名高と朝陽・PKセンチャイジム(=品川朝陽)、中学2年生の士門・PKセンチャイムエタイジム(=吉成士門)の3選手がタイ遠征試合を行うことが発表された。

 まず、8月10日(金・現地時間)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『スック・PKセンチャイジム』に朝陽と士門が出場する。

 朝陽は現在高校2年生で、タイを中心に試合をしているが、日本でも今年5月にMA日本キックボクシング連盟のフライ級王座を獲得。その後6月にもルンピニーでKO勝利している。

 今回の試合では平日興行の3試合目に抜擢。タイのメジャースタジアムでは平日興行のほうが、土日興行よりもレベルの高い選手が出場する傾向がある。
 対戦相手はルンピニーで活躍中のシンパヤック・シッパーノン(タイ)。 ムエカオ(膝を得意とする選手)だ。

左ボディでKO勝ちした朝陽

 朝陽は「試合前日が中川会長(エイワスポーツジム会長)の誕生日なので、KO勝利をプレゼントします」と、KO勝利を約束。

 また同興行の第10試合目に、現在中学校2年生でジュニア20冠王の士門が出場する。

 さらに8月19日(日・現地時間)にはタイ・バンコクにあるブルーアリーナスタジアムにて、WMC世界ピン級王者・吉成名高がブルーアリーナ認定ミニフライ級のタイトルマッチに挑戦することが決定した。

 名高は小学生時代からアマチュアジュニア大会で17冠王という”天才ムエタイ少年”。プロ転向後は、2017年4月の『BOM』にて、ヤックセー・スリラックムエタイジムと王座を争い、3RKO勝ちでWMC世界ピン級王座を獲得。今年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトルを獲得した。

 相手は現王者ヨード・マライ(タイ)。名高同様フィームー(テクニックを得意とする選手)で右ミドルからのコンビネーションに長けており、接戦が期待される。

 この試合はタイのTV11chにて生中継で放送予定、現地でも話題の一戦となっている。日本からでもインターネットを通じて観戦可能だ。
 名高がこのベルトを獲得できれば外国人初の同スタジアム王者となり、自身プロデビュー後3つ目のベルトとなる。また、7月の『BOM』でTKO勝利した直後に発表された、年内に実現が予定されているラジャダムナンスタジアム認定王座への挑戦にも弾みがつくだろう。

 名高は「精一杯頑張ります!朝陽と一緒に勝ちますので、皆様応援よろしくお願いします」と、高校生どうし揃い踏みの勝利を目指す。

<決定対戦カード>
ルンピニースタジアム スックPKセンチャイムエタイジム
▼第3試合 スーパーフライ級契約 3分5R
シンパヤック・シッパーノン(タイ)
vs
朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム)

▼第10試合
エーカデュ(タイ)
vs
士門・PKセンチャイムエタイジム(エイワスポーツジム) 

タイ11chTVマッチ ブルーアリーナ ミニフライ級タイトルマッチ
▼ミニフライ級契約 3分5R
ヨード・マライ(タイ)
vs
名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界ミニフライ級王者)

写真提供・早田寛

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