【ムエタイ】世界二冠王者・吉成名高、新設のIBFムエタイ王座決定戦に挑む
9月26日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて、名高・エイワスポーツジム(18=吉成名高/エイワスポーツジム)がIBFムエタイ・ミニフライ級の王座決定戦に挑む。
IBFムエタイは、WBCムエタイに続いてボクシングの世界タイトル認定団体であるIBF(国際ボクシング連盟)が認定するムエタイのタイトル。昨年12月に設立された。
現在は5階級に王者がおり、元ラジャダムナン王者でスター選手のセクサン・オー・クワンムアンもライト級王者に君臨している。
今回は初代のミニフライ級王座決定戦となり、対戦相手はローマ・ウッドンムアン(タイ)。
名高は小学生時代からアマチュアジュニア大会で17冠王という”天才ムエタイ少年”。プロ転向後は、2017年4月の『BOM』にて、ヤックセー・スリラックムエタイジムと王座を争い、3RKO勝ちでWMC世界ピン級王座を奪取。今年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトルを獲得した。
今回のIBFムエタイ王座を勝ち取れば、高校生にして自身3本目の世界タイトルとなる。
名高は今月19日にタイ・ブルーアリーナにて同スタジアム王座に挑戦することが決定していたが、王者のインフルエンザにより試合が延期となった。
名高は「10日にタイに入りPKセンチャイムエタイジムで練習がしっかりと出来ていたので残念です。ただ会長からIBFのタイトルマッチの話を聞いたので、気持ちをしっかりと切り替えていきます」とコメント。
続けて「IBFのタイトルはペットウートン選手(ラジャダムナンスーパーフェザー級王者・IBFムエタイのジュニアライト級王者)やセクサン選手も持っているベルトなのでとても価値の高いベルトだと思ってます。これからも頑張りますので応援よろしくお願い致します」と、IBFムエタイ王座獲得に意気込む。
<対戦決定カード>
▼IBFムエタイ・ミニフライ級タイトルマッチ
ローマ・ウッドンムアン(タイ)
vs
名高・EIWASPORTS(エイワスポーツジム)
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