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【RISE】「熱い試合にしたい」宮崎就斗に、”不退王”皇貴が「メインだけど逃げ回ります」

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2018/09/20(木)UP

初のメインに臨む宮崎就斗(左)と皇貴(右)

 9月21日(金)東京・新宿FACEにて初開催されるキックボクシングイベント『RISE EVOL.1』の前日計量&記者会見が都内で行われた。

 メインイベントで対戦するRISEフェザー級3位・宮崎就斗(25=TARGET)と同級8位・皇貴(23=チームドラゴン)は共に57,5kgで計量をクリア。

 伊藤隆RISE代表は会見の冒頭で「EVOLはRISEの中では(アマチュア大会の)KAMINARIMON、その後に(新人中心の)RISE ZERO、その次にRISE EVOLが来ます。その後に後楽園や両国などのビッグイベント」と今回が第1回大会となるRISE EVOLの立ち位置を説明。

爽やかに激闘を宣言する宮崎

「若手や中堅の勢いがある選手をどんどんぶつけていきたい」と今後EVOLを盛り上げてゆくと語った。

 記念すべき第1回のメインを張る宮崎は「熱い試合をして盛り上げるだけなんで。激しい試合をしたい」と言葉すくなに闘志を燃やす。

 相手の皇貴は「みんな宮崎君が勝つと思ってるんですけど、全部ひっくり返します。期待してください」とこちらもシンプルに、しかし上位食いをきっぱりと宣言。

決して下がらない”不退王”皇貴が「逃げ回ります」とキッパリ

 自身のツイッターでも「通過点です。サクッと倒して次行きます」と書いていた皇貴は「宮崎選手はいい選手だと思うんですけど、ずっと3位とか4位とかをぐるぐるしてる選手だと思うんで、僕が次のステップに上がるには勝たないといけないなと思っている」と、持ち上げつつも挑発。

「勝ったら次は狂犬(同級1位の森本“狂犬”義久)あたりになると思うんですけど、11月の大会が盛り上がってるんで、勝ってそこに割って入っていけたら」と、宮崎を倒してメインストリームに躍り出るつもり。

気のせいかフェイス・トゥ・フェイスでも離れている二人

 それに対し宮崎は「皇貴選手の熱い思いを聞いて、熱い思いと僕の気持ちがぶつかって激しい熱いメインになればいい。ずっと3位、4位でグルグルしてるんで、明日で何かつかめて成長できればいいなと思います」と、挑発もさらっと流し爽やかなコメント。

 すると、一歩も下がらない戦いを信条とする皇貴が「打ち合いたくないんで、明日は逃げます」と、なんと打ち合い回避宣言。「明日は勝てばなんでもいいと思ってるんで、逃げます。メインですけど、逃げ回ります」と、熱い試合よりも逃げてでも勝って成り上がることを優先するとした。

両者ともにKO宣言をしたTASUKU(左)と洸杜(右)

 また第6試合ではスーパーフェザー級8位のTASUKU(リアルディール)と洸杜(ひろと/T’s KICKBOXING GYM)が対戦。洸杜は「TASUKU選手の動画をたくさん見てたくさん研究してきた。僕といったらKOとイメージがつく試合をしたい」と強打でKOすると意気込む。

 TASUKUは「相手は危ない技が多いけど、僕は前に出て潰して戦う選手。きっちり潰して僕の距離で戦う。パンチ、ローキック、ヒザ蹴りいずれの技もKOできる力を持っているので、どれかを当ててKOする」とこちらもKOで相手の下克上は潰すとした。

ランキング戦に臨むアイオロス純(左)と恭介(右)

 第5試合に出場するスーパーフェザー級10位・アイオロス純(STURGIS新宿ジム)は今年1月に中国の地元戦士と、3月にはRIZINトーナメント出場を勝ち取った原口健飛と強敵との連戦で2連敗。「調整などで疲れ、練習の内容を出せなかった」と語るが「今回はすごくうまくいったので明日が楽しみ」と好調の様子。「恭介選手のローキックやミドルをしっかりディフェンスして勝ちたい」と油断せず勝利を掴みにいく。

 対戦相手の同級12位・恭介(インスパイヤードモーション)はフルコンタクト空手出身で、JKJOフルコンタクト委員会主催の全日本大会で二連覇を達成している。「練習は全てにおいてバッチリ出来た。明日はガンガン打ち合って会場を盛り上げたい」と空手仕込みの打ち合いで、ランキング上位を奪いにいく覚悟を語った。

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