【RIZIN】ボブ・サップは「引退する気は全くなさそう」(榊原委員長)
9月30日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.13』の一夜明け会見が、10月1日(月)都内にて行われた。榊原信行RIZIN実行委員長は会見後の囲み取材で、12月31日(日)に開催される『RIZIN.14』についてコメント。
ボブ・サップ(45=アメリカ)を相手にデビュー戦を行い、判定負けを喫した大相撲の元幕内力士・大砂嵐(26=エジプト)の出場について「チャンスはありますよ。本人はリマッチをさせてくれと言っていますが、そんな簡単な話ではない。大砂嵐と次に当てたらいいという選手は何人かピックアップしています」と、大砂嵐も出場候補であると話した。
サップとも「久しぶりに話をしました」と言い、上半期にはサップの引退試合をRIZINで行うプランもあったが「引退する気は全くなさそうです(笑)。ミルコさんもやる気満々でした」と、今回の試合でミルコともども“まだまだやれる”との感触をつかんだ様子。
「大みそかはスケール観のある試合というか、ああいう試合は必要だなと思います。RIZINの引き出しの多さ、裾野の広さと言いますか。ボブ・サップから那須川天心まであるというそのバラエティーさがエンターテインメントとしてワクワクする。同じ味のものではなく、それぞれ好き嫌いがあると思うんですが、RIZINしかない味を提供したい。どれも同じ味というような、競技としての幅を小さくしたくないと思っています」と、今回のサップvs大砂嵐のような試合も必要だとした。
前日の試合後総括でも、榊原実行委員長は「久しぶりにサップがよかったですね。僕的には絶対ああいう空気感は必要だと思います。全試合が堀口vs天心だったら気持ち悪くなる。涙と笑いが格闘技のイベントには必要だと思います。今日の試合もだいぶ笑いましたよね。格闘技を見て笑うというのも大事です。2人は全力でやっていますが、滑稽だったり、でも頑張っている姿に胸を打たれたり、今日の中で際立った狙い通りの試合でした。15連敗中なのにここで勝つのかよ、と。さすがボブ・サップですね。大みそかも見たくなったのは僕だけですかね」と、サップの存在感を称えていた。
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