【K-1】ゲーオが更に攻撃力アップで日本人キラー復活か、王座奪還への熱い想い
10月18日(木)東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」でK-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦で大和哲也(30=大和)と対戦する初代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者のゲーオ・ウィラサクレック(34=WSRフェアテックスジム)が公開練習を行った。
ゲーオは2014年11月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者で王者に。日本人キラーとして名をはせ、長期政権を築いたが、昨年6月に野杁正明に判定1-2で敗れてベルトを失い、今年3月の「K’FESTA.1」では平本蓮にKO負けを喫しここ2戦は負け越している。
ゲーオは「KOで勝ちたいと思って殴り合ってしまい、それがよくなかった。自分のディフェンスを怠ってしまったことが敗因だと思う」と平本戦を振り返り「しっかり練習すれば以前と同じような強さで戦えると信じている。今はもう100%の状態で、いつでもリングに上がる準備は出来ている」と復活をかけたトーナメントに向けて厳しい練習を続けている。
公開練習では強烈な左ストレート・右アッパー・左ミドルを繰り出したゲーオは「トーナメントは1日3試合なので体力を消耗してはいけない。パンチも蹴りも攻撃力を上げるための練習を続けている」と攻撃力強化に着手。これまでワンマッチよりもトーナメントで強さを見せてきた印象のあるゲーオは「特にトーナメントが得意というわけではないけれど、トーナメントになると練習量も増えるし、そこが影響していると思う。今回はもう一度チャンピオンになるための練習を続けている」と続けた。
一回戦で対戦する元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者の大和哲也については「いいパンチを持っているし、ムエタイの戦績もいい。油断できない相手だ」と分析しつつ「どちらかといえばムエタイ出身の選手はやりやすい」とも。「トーナメントを勝ち上がってくる選手はみんな強い。自分は試合中に対策を立てながら戦うことが出来るから、試合当日に戦う相手は誰でもいい」と歴戦の猛者らしく語った。
対戦カード発表会見でゲーオは「もし今回のトーナメントで結果が出なかったら今後のことは考えていないといけない」と発言していたが「今も心境は変わっていない。今回は絶対に結果を残さないといけないトーナメントだと思う。そのためにも1日3試合勝ち続けなければいけない」と覚悟は変わらず。「私はもう一度自分がK-1チャンピオンにならなければいけないと思っている」と王座奪還への熱い想いと共にトーナメントに臨む。
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