【山本KIDお別れ会】所英男「対戦できたらなってずっと思っていました」
11月4日(日)東京・青山葬儀場にて、9月16日に41歳6カ月でがんのため逝去した『山本“KID”徳郁お別れの会』が執り行われた。11時から行われた第1部(第2部はファン)には多くの関係者・選手が献花に訪れた。
所英男(41=リバーサルジム武蔵小杉所プラス)は2016年大みそかにKIDの甥にあたる山本アーセン(KRAZY BEE)と対戦。試合前の記者会見で「もしアーセン選手に勝ったら、その先に山本“KID”徳郁さんという長年目標にしている選手と対戦ができたらいいなと思います」と、KIDとの対戦をぶち上げた。
試合ではアーセンを腕十字で下し、セコンドに就いていたKIDに「戦うストーカーの所英男です。10年間追い続けているKIDさん、RIZINで僕と試合をしてください。日本の格闘技界を一緒に盛り上げましょう」とマイクアピールし、年明けには「来たるべき山本KIDさんとの対戦に備えて練習頑張ります」と自身のSNSに記していた。
今回の会に出席した所は「自分は対戦できなくて憧れの人として見ていて、やっぱりこういうところに来ると改めて亡くなったんだなっていうのと、皆さんの話を聞いて本当に優しい人だったんだなって。スターになるべくしてなった人だったんだなって実感しました」と、KIDの偉大さと死を改めて実感したとコメント。
KIDへの対戦アピールを続けたのは「単純に憧れです。KIDさんみたいな凄い方と同じ時代に格闘技をやっていて、対戦できたらなってずっと思っていて。伝説の人とやりたいなって気持ちがずっとありました」との理由を語る。
「僕が山本篤さん(元KIDの弟子で2008年9月に対戦=所が判定負け)とやってボコボコにされて届かなかったので、憧れのまま終わりました」と対戦が実現できなかったことを悔やむが、「心残りはありますが、自分の実力、頑張りが足りなかったので、この先の人生の中で憧れている人が出来たら近付けるように努力していきたいと思います」と前を向いた。
そして「少しでも頑張れるうちは頑張りたい」と、まだまだ現役で頑張っていきたいと話した。
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