【ベラトール】ベテランキックボクサーのヘスディ・カラケス、MMAデビューが決定
『K-1 WORLD GP』『IT’S SHOWTIME』『GLORY』などのリングで活躍したベテランキックボクサーのヘスディ・カラケス(34=エジプト)が、アメリカのメジャー総合格闘技団体『Bellator MMA』で、MMA(総合格闘技)デビューすることが決定した。
デビュー戦の舞台は、12月1日(土・現地時間)イタリア・ジェノアのRDSスタジアムで開催される『Bellator 211』。対戦相手はプロ戦績5戦全勝のドミンゴス・バロス(ポルトガル)で、試合は大会セミファイナルのヘビー級ワンマッチとなる。
カラケスはキックボクシングで、ルスラン・カラエフ、ダニエル・ギタ、エヴェルトン・テイシェイラといった強豪から勝利を挙げ、IT’S SHOWTIME世界ヘビー級王座に就いたこともある実力者。K-1 WORLD GPでは2009年3月と10年10月に2度、セーム・シュルトと対戦し、同年12月には藤本祐介の引退試合の相手も務めた(シュルトにはいずれの試合も判定負け、藤本にはKO勝ち)。
また、今年3月には“K-1の悪童”として知られたバダ・ハリ(33=モロッコ)と、GLORYのリングで約7年半ぶりに再戦。初対決となった10年5月のIT’S SHOWTIME世界ヘビー級タイトルマッチでは、試合中に転倒したカラケスの顔面を蹴り上げたハリが反則負けとなっており、この再戦は遺恨清算マッチとして注目されたが、結果はカラケスの判定負けに終わった。
これ以降、カラケスはキックボクシングの試合に出場しておらず、来るべきMMAデビュー戦に備えていたようだ。その舞台となるBellator MMAには、カラケスの妻である欧州女子キックボクシング界の強豪デニス・キーホルツ(29=オランダ)も参戦中。キーホルツもキックボクシングと並行して、昨年11月からMMAのキャリアを本格的にスタートさせており、カラケスとともに夫婦そろっての挑戦となる。
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