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【KNOCK OUT】女子頂上対決に臨む小林愛三「ヒジでの斬り合いにもなる」

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2018/11/13(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

伊藤も蹴りを得意とする選手。蹴り合いで小林(左)のハイキックが火を噴くか

 12月9日(日)東京・両国国技館にて開催される『KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館』で、WBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者・伊藤紗弥(19=尚武会)との“日本人女子頂上対決”に臨む、初代ムエタイオープン女子フライ級王者・小林愛三(22=NEXTLEVEL渋谷)のコメントが主催者を通じて届いた。

 小林は女子キックボクシングのニューヒロインとして注目され、2016年12月にはわずか6戦目でMuayThaiOpenフライ級王座をKO勝ちで獲得。昨年10月の『KNOCK OUT』では田嶋はるとの“新旧女王対決”を制した。7月6日に行われた『SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~』でイリアーナ・ヴァレンティーノにダウンを奪われ初黒星を喫したが、9月8日の『KNOCK OUT 2018 OSAKA 2nd』では2016年5月に対戦し引き分けていた喜多村美紀との再戦を制して再起を果たした。

 喜多村との再戦を振り返り、「倒して勝つということが自分の中で決めていた最低条件だったので納得していません。相手選手は気持ちが強く、私がいくら攻めても踏ん張って心が折れませんでしたね。先輩のグレイシャア(亜紀)さんからは『まだまだ課題がたくさんあるね』と言われました」と反省しきり。

 また、KNOCK OUTの小野寺力プロデューサーからも「愛三選手は自分で公言しているRENA戦、妹分のMIO戦を実現させたいのであれば、ファンの人が観たいと思わせる試合をしないといけません。判定決着であっても、ファンの心を惹きつけるかどうかがプロだと思うので、今後も期待しています」とのコメントがあり、「私はKNOCK OUT女子エースと思われている以上、もっと自覚を持たないといけないなと思います」と、気持ちがさらに引き締まったという。

 対戦が決まった伊藤については「私がアマチュア時代の時からずっと強いとみんなが言っていて、先輩方が倒される姿を見ていたので雲の上の存在でしたね。いつかやってみたいとは思っていましたが、このタイミングでまさかそのような選手と自分が対戦出来るまでになるなんて自分でもビックリしています。キックを始めた時から凄く活躍されている伊藤選手が相手なので何とも言えない気持ちになりましたが、もう覚悟を決めて今は試合に向けて頑張っています」と、最初は驚きを隠せなかった。

 試合については「伊藤選手とのテクニック、キャリアの差は私がいくら頑張っても埋められません。でも今の自分に勝っているものといえば、アグレッシブさと体力の部分なのでそこで勝負したいと思います。私は常にKOを狙っていて、遠い距離ではなく近い距離で戦う場面が多くなるんじゃないかと思います。ヒジでの斬り合いにもなるんじゃないかと予想してます」と、ヒジ打ちが勝負のカギとなりそう。

 そして、今回の大会ポスターのキャッチコピー『臆病に勝ちを拾うな。勇敢にK.Oを狙え』が自分に言われているようで刺さったと言い、「無我夢中で行きます。私はいつも倒すと言ってても勝ちを拾いに行っていてKOにつながっていなかったので、今回は勇敢にKOを狙いに行きます」と宣言した。

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