【DEEP JEWELS】女子格レジェンドの遺伝子・高森惟舞「勝って両親にも喜んでもらいたい」

2018/12/01（土）UP
（最終更新：2018/12/01 14:57）

　12月1日（土）東京・新宿FACEで開催される女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 22』で、奈部ゆかり（30＝HMC JAPAN）と対戦する高森惟舞（22＝たかもり・いぶ/総合格闘技道場BURST）が意気込みを語った。

　高森はデビュー以来22戦無敗、26勝3敗の戦績を残して引退した“女子格闘技のレジェンド”藤井恵の愛弟子。柔道出身で2015年全日本アマ修斗女子バンタム級で優勝すると、2016年にオーストラリアでプロデビュー。その試合では勝利を収めたが、今年8月のプロ修斗ではセラに敗れた。戦績は1勝1敗。テイクダウン＆グラウンドコントロールが冴える。今回がDEEP JEWELS初参戦となり、師匠・藤井も活躍したリングで上を目指していく。

　高森は対戦する奈部について「全日本アマチュア修斗で一度試合したんですけれど、組みとフィジカルが凄く強かったのを覚えています。終始グラウンドキープされて腕十字を取られました(笑）。打撃もパンチが重かった記憶があります。結局は全部強いって印象です。あと、ずっと可愛いなと思っていました」と、実力だけでなくその容姿も褒める。

　プロでの再戦については「今回の試合では確実にリベンジしにいくつもりです。二度も負けたくないので。9月の試合では何もできず、応援してくれている人たちに不甲斐ない姿を見せてしまいました。だから今回は必ず勝ちたいです。毎試合そう思って練習していますが、勝って両親にも喜んでもらいたいです。もちろん応援してくれる人たちにもですけれどね。

　だめな部分の修正もポンコツなりに毎回練習で意識してやってます。それを試合で出したいです。最終的に一本かKOできたら最高ですね。緊張で眠れない日しかないですが、当日に向けてしっかり整えて試合に臨みます」と、リベンジする気満々。

　今後については「将来の夢は、私の両親以上の凄いお母ちゃんになることです。これは高校の時から密かにずっと思っていました(笑）。恥ずかしいから言えないですけれどね。もう一つ欲を言えば、自慢の娘じゃって言われたいです。これも恥ずかしくて面と向かっては絶対言えないからここで言ってみます。こんなこと言ってるけれど、現在進行形で迷惑しかかけていませんが、少しずつでも近づけていけたらいいなって思っています」と、親孝行な面も見せた。

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