【RIZIN】那須川天心が米ラスベガスで公開練習「メイウェザーに一太刀入れる」
12月7日(金・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスのフロイド・メイウェザーボクシングクラブにて、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)が公開練習を行った。
日本時間8:00から始まった公開練習は予定より5分遅れでスタート。リングシューズを履いた那須川はリングインするとバンテージを巻き、ストレッチを行った後にはバック転を見せる。
その後はフロイド・メイウェザー・Jr(41=アメリカ)の父シニアが見つめる中、シャドーボクシングを2R、グローブを着けて父・弘幸さんがミットを持ってのパンチだけのミット打ちを1R行って公開練習を終えた。
続いて現地記者たちの囲み取材。那須川は「アメリカは初めて来たんですけれど、思っていたより大きかったです。ラスベガスに初めて来て、(ホルヘ・)リナレス選手と練習させてもらって手応えをつかんでいるのでいい感じです」と答える。
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.14』でのメイウェザー戦の話を聞いた時は「まず信じられなかった。父親から聞いて嘘だと思ったんですが本当でした。こういうチャンスが来て受けない選手はいないので、すぐに受けました」と思ったと説明。
試合については「3分3Rというルールがあるので、そこを上手く使ってポイントを取って、スピードはメイウェザー選手も速いですが自分が優っている部分もあるのでそこを使いたい。自分はボクシングで戦うつもりはないです。キックボクシングの技術を使って戦うつもりなので。ステップだったり、パンチのタイミングだったり、あとは当日を楽しみにしていてください。(パンチを当てるのは)なかなか難しいと思いますが、チャンスがないわけではないので、そこをどう上手く突くかだと思います」と、チャンスはあるとした。
メイウェザーの印象を聞かれると「完璧と言うか。パンチも貰わないですし、目も反応もいいですし、安全な戦い方をするファイターだと思います。特に試合を見たことがなくて、お金を持っていて遊んでいるので凄いなと思っていました(笑)、戦うとなってから研究して本当に強い選手だと改めて思いました」と話す。
「日本人でメイウェザーと戦った選手が誰もいなくてボクサーでもいないので、キックボクシングと日本のアスリートを代表してメイウェザー選手と戦いたいと思います。メイウェザー選手に一太刀入れるためにずっと練習をやっているので、人生を賭けて全てをメイウェザー選手にぶつけたいと思います」と意気込みを語った。
CNNのマイクを持った女性レポーターを始めとする、現地記者からの質問は日本におけるメイウェザーの知名度に関する質問も。那須川は「世界的には有名ですが日本ではまだ知名度が少ないと思うので、自分と無敗同士で戦えば盛り上がるので選んだのだと思います。日本ではボクサーということと、世界で一番稼いでいるアスリートということぐらいしか知られていないと思います」と答える。
そして「日本にもこういう凄い選手がいるんだぞ、と証明したい。大みそかはボクシング界、格闘技界だけじゃなく、日本全体と世界を巻き込みたいと思います。誰もがみんな僕が勝てないだろうと思うでしょうが、自分は仲間や応援してくれる人、最終的には自分に自分が味方についているという気持ちで戦います」と、自分を信じて戦うと言い放った。
ALL PHOTO=(C)RIZIN FF
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