【RISE】ロッタンが世界トーナメント欠場で現役王者ルンキット参戦
3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開幕する、RISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』に出場が発表されていた、ロッタン・ジットムアンノン(21=タイ)の欠場が発表された。
2018年6月、RISEで那須川天心(20=TARGET/Cygames)と大激闘を展開し、あと一歩まで追い込み日本でも一気に人気者となったロッタン。トーナメントでは那須川との再戦が期待され、那須川自身も「決着を付けたい」と意気込んでいた。
1月17日(木)に行われた記者会見では、トーナメントBブロックでフレッド“The Joker”コルデイロ(ポルトガル)との対戦が発表されていたが、伊藤隆RISE代表は「ロッタンは最終確定していないので、数日以内に参戦確定させたいと思っています」と、まだ交渉段階であることを明かしていた。
今回のRISEからの発表によれば「昨年ジムサイドには参戦合意をもらっていましたが、契約元のONE(シンガポールを拠点とする格闘技団体)との話し合いが上手く進まず今年に入り数回協議しましたが、ONEからの最終の返答で試合スケジュール期間が合わないため、参戦不可能となり欠場となりました」とのこと。
伊藤代表は「ロッタン選手の欠場についてファンの方々には大変申し訳なく思います。今後ロッタン参戦が全くなくなった訳ではなく、タイミングを見てONEと協議してオファーしたいと思います」とコメントしている。
しかし、ロッタン欠場を受けてさらなる強豪の参戦が決定した。2018年10月、ロッタンとラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王座決定戦を争い、那須川戦以降続いていたロッタンの連勝をストップして王座に就いたルンキット・モーベストカマラー(18=タイ)である。
ロッタンおよびルンキットを招聘し、ムエタイ事情に詳しいMuayThai Super Fightの佐藤孝也代表は「ルンキットは若干18歳ながら、昨年10月にロッタンとラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級タイトルマッチを行い5R判定勝利。同じくこの58kgトーナメントに出場するスアキムには昨年のラジャダムナンスタジアム生誕記念興行で大接戦の末敗れているものの、2月1日に再戦が決まっています。サウスポーからの左ミドルでどんな相手でも冷静にコントロールし冷酷にとどめを刺す“灼熱の国のアイスマン”。現在、セクサンとともに最もタイで注目を集めるヨード・ムエ(超一流選手)です」とルンキットを紹介。
ルンキット自身は「タイでも話題になっていたRISEに出場できることになりとても嬉しい。ロッタンが日本で有名になったみたいだけど、そのロッタンは僕には勝てないからね。このトーナメントで僕が負ける可能性は0パーセントだ」と、自信満々のコメントを寄せている。
ルンキット参戦により、すでに出場が決まっているルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)に続いてムエタイの2大殿堂スタジアムの現役王者がそろってトーナメントに参戦することになった。
<変更対戦カード>
▼RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Bブロック)1回戦 3分3R延長1R
ルンキット・モーベストカマラー(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者)
vs
フレッド・コルデイロ(ポルトガル/K.O.TEAM/DUELライト級王者)
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