【DEEP JEWELS】“戦うママ”佐藤絵実、5連勝懸け「必ず勝つ」
3月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催の女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 23』に出場する、佐藤絵実(38=毛利道場)が意気込みを語った。
佐藤は小学生で剣道を始め、中・高校時代には山口県大会で優勝を果たすなど県内の有力選手として活躍。結婚・出産後に『DEEP JEWELS』の試合映像を見たことがきっかけでMMA(総合格闘技)を始め、僅か1年半という短いキャリアにして2014年8月には韓国のMMAイベント『ROAD FC17』に参戦。敗れはしたがいきなりメインカードで絶大な人気を誇るソン・ガヨンと対戦するなど異例のプロデビュー戦となった。
2017年6月にはプロ初勝利を飾り、2017年12月のDEEP JEWELSでは女子レスリングから転向した大物ルーキー・青野ひかるに腕十字で一本勝ち、2018年9月大会でも『格闘代理戦争』で活躍した古瀬美月からアームロックで一本勝ちを奪い、現在4連勝と“母は強し”ぶりを発揮している。
「プロMMA選手として次のステージに上がるために必ず勝ちます」と5連勝を誓う佐藤の今回の相手には、アム(22=タイ/ターントンジム)が用意された。アムはムエタイで80戦以上を経験し、2012年にWMC女子ミニフライ級王座、2013年にWPMF女子ミニフライ級王座、同じく2013年にランシットスタジアムでも王座に就いている。また、寸止めの打撃技も認められるJJIF柔術の黒帯を持ち、2017年アジア選手権を始め数々の大会で金メダルを獲得。MMA(総合格闘技)戦績は2勝1敗。
さらに、世界最大の女子総合格闘技団体『Invicta FC』やパンクラスで猛威を奮ったローマ・ルックブンミーに、タイの総合格闘技イベント『Full Metal Dojo 16』にて腕十字で一本勝ちを収めている強豪だ。
佐藤は「元ムエタイ王者なので打撃の技術は当然高いと思いますが、グラウンドの技術も侮れないと感じています」と相手の印象を語り、「まずは一戦一戦勝つことです。その中で自分の存在感を示して、トップ戦線に絡んでいきたいです」と今年の目標をあげた。
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