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【MASFIGHT】ブアカーオが少林寺武僧と3000万円賞金マッチ

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2019/03/20(水)UP

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カンフーの使い手で中国の英雄イー・ロン(左)と、ムエタイの英雄ブアカーオ(右)が雌雄を決する

 昨年11月、中国・マカオのヴェネチアン・カジノリゾートで全く新しいルールの新格闘技イベント『MASFIGHT』が初開催された。招待されたのはアジアのVIPのみというセレブのための格闘技イベントだ。

 ルールは9分1Rのみ。スタンディングの技はパンチとキックに加えて投げ、チョーク、ヒジ打ちもOK。勝敗が決まるのはKOかTKOのみ(9分中にダウン3回でTKO勝ち)。ジャッジは存在せず、KOかTKOでない場合は、ドローとなる。

 その旗揚げ戦メインイベントでは、身長218cm、150kgのチェ・ホンマン(韓国)と175cm、76kgの中国拳法の英雄“中国武僧”イー・ロン(中国)が対戦した。ロンは少林寺の僧侶で、少林拳や太極拳など様々な武術を身に着けて2009年7月にキックボクシングでプロデビュー。そのデビュー戦でも98kgの巨漢選手に勝っている。中国では圧倒的な人気を誇り、中国の大規模格闘技イベント『武林風』などで活躍。74戦中60勝以上という戦績を持つ。ホンマン戦でも圧倒的な体格差をものともせず、後ろ蹴りでホンマンにTKO勝ちした。

昨年11月に開催された旗揚げ戦では、ロンが圧倒的体格差のあるホンマンをTKO

 このセレブファイトとでも言うべき『MASFIGHT』の次回大会が、10月に香港で開催されることが決まった。そのメインカードとして発表されたのが、イー・ロンvsブアカーオ・バンチャメーク(36=タイ)の“カンフーvsムエタイ頂上決戦”だ。両者は過去2度対戦しており、2015年6月の初対決ではブアカーオが判定勝ち、2016年11月の再戦ではロンが判定勝ち(ただし不可解なジャッジ)しており1勝1敗。今回が決着戦となる。

 キック、パンチだけでなく投げやスタンディングチョークも許されているルールだが、ブアカーオはかつてルールが似ているシュートボクシングの世界トーナメント『S-cup2010』で優勝を果たしている。

 なお、この試合には3000万円の賞金が懸けられることも発表されたが、ブアカーオ陣営はなんと1億5千万円の勝者総取りマッチをイー・ロン陣営に持ちかけている、との噂も。今回も大きな話題となりそうだ。

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・少林寺の武僧が圧倒的体格差をものともせずチェ・ホンマンをKO

・中国・マカオで新格闘技イベント チェ・ホンマン、キシェンコら参戦

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