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【HEAT】”流血のマドンナ”鈴木万李弥「私だって負けたくない」、韓国の“女狼”と対決

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2019/06/20(木)UP

ジョンウン(左)と鈴木(右)、激闘派の二人が対戦する

 7月28日(日)名古屋国際会議場イベントホールで開催される名古屋の格闘技イベント『HEAT 45』に、“流血のマドンナ”こと鈴木万李弥(すずき・まりや/23=志村道場)が、キックボクシングルールで参戦する。

 相手は韓国のMMA(総合格闘技)イベント『ROAD FC』の若手エース、パク・ジョンウン(22=韓国)。55kg契約となる。

 鈴木は空手出身で、キックボクシング戦績はアマチュア5戦5勝(4KO)、プロ9戦7勝(2KO)2敗。17年に『HEAT 40』でブラジル王者ジェニフェル・フェハスと対戦し、鼻から大流血しながらも勝利をもぎ取ったことから“流血のマドンナ”の異名を持つ。
 美女格闘家として紹介されることもある鈴木だが、そのファイトスタイルはパンチでガンガン前へ出て攻めるファイタータイプ。

逞しい脚でハイキックを繰り出す鈴木

 昨年3月には韓国の格闘技イベントでMMAに初挑戦。2連勝するも、その後HEATやパンクラスで3連敗した。今年4月のキックボクシングに戻り、元J-GIRLSバンタム級王者のベテラン・水野志保と対決、判定勝利を飾った。

 対するパクは、2013年にアジアサンボ選手権で韓国代表に選ばれた実績を持つ。キックボクシングの大会にも出場し、5戦5勝の戦績。狼のポーズをとることから“女狼”の異名を持つ。
 18歳でMMAデビュー戦となった『ROAD FC23』では、1階級上の藤野恵美を相手に判定で敗れはしたものの激しい打ち合いを繰り広げた。

右ストレートで黒部をダウンさせるジョンウン

 日本でも多数参戦、17年の『VTJ』では元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江と引き分け。同年12月には当時のDEEP女子アトム級王者・黒部三奈に判定負けするも1Rではダウンを奪っている。
 昨年6月の『DEEP JEWELS』ではJEWELSトップ戦線の富松恵美に判定勝ち。12月末にはROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒの持つ王座にも挑んだ。6月15日のROAD FCでは肩固めで一本勝ちしたばかり。

 鈴木は自身のSNSで「私だって負けたくない」ときっぱり。鈴木は本職のキックで、日韓激闘派対決を制することが出来るか。

<対戦決定カード>
▼女子キック55kg契約
鈴木万李弥(志村道場)
vs
パク・ジョンウン(韓国)

 

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