【DEEP JEWELS】“女狼”パクが富松恵美との接戦を制す
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DEEP事務局
「DEEP JEWELS 20」
2018年6月9日(土)東京・新宿FACE
▼第8試合 DEEPアトム級(47.6kg)5分3R ※ヒジ打ちあり
〇パク・ジョンウン(TEAM STRONG WOLF)
判定3-0 ※三者とも29-28
●富松恵美(パラエストラ松戸)
富松はブラジリアン柔術黒帯を持ちながら、打撃にも磨きをかけてJEWELSのトップ戦線で長く活躍。『RIZIN』で活躍した石岡沙織にチョークスリーパーで一本勝ちしているほか、タイトルマッチ経験もあるベテラン選手だ。
対するパクは2013年にアジアサンボ選手権で韓国代表に選ばれた実績を持つ。キックボクシングの大会にも出場し、5戦5勝の戦績。18歳でMMAデビュー戦となった『ROAD FC23』では1階級上の藤野恵美を相手に判定で敗れはしたものの激しい打ち合いを繰り広げ、『VTJ』では元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江と引き分けた。
2017年12月の来日ではDEEP JEWELS女子アトム級王者・黒部三奈(39=マスタージャパン)と対戦。黒部の粘りと追い上げに判定負けを喫したが、1Rは打撃で追い込み強さを印象付けた。「間違いなくROAD FCの女子選手で今後が期待されてるナンバーワンファイター」と佐伯繁DEEP代表が太鼓判を押す強敵だ。狼のポーズをとることから“女狼”の異名を持つ。
1R、パンチの攻防からスタート。パクはスピードのあるコンビネーションパンチを繰り出し、場内からどよめきが起こる。パクはジャブで下がらせ、右フックをヒットさせる。残り1分、富松が組み付くがパクが投げを見舞う。投げられることは防いだ富松だったが、劣勢で初回を終えた。
2R、富松が右ストレートをヒットさせるとパクは連打を返してくる。富松の右のパンチが当たり始め、パクは声を発しながらワンツーを打つ。パンチをかわされる富松は組み付く。離れると残り30秒で富松がタックル。これをパクがフロントチョークに捕らえるが、ラウンド終了まで富松がディフェンスした。
3Rも声を発しながらパクがパンチを打つ。パクが意表を突くタックルで組み付き、富松がアームロックに固めながらテイクダウンして上を奪う。逆転の大チャンスを迎えた富松。抑え込んで腕十字を狙ったが、パクに立たれてしまった。残り時間30秒で富松が2度タックルにいくが、これは決まらず。
勝敗は判定にもつれ込み、パクが僅差の判定勝ち。試合後のコメントでは「自分の力を試すために黒部選手ともう一度やりたい」と再戦をアピールした。
※全試合結果はこちら
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