【RISE】頂点に王手をかけた梅野源治「世界で一番強いことを証明する」
9月16日(月・祝)幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』で-61kg級トーナメント決勝に臨む元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)の直前インタビューが主催者を通じて届いた。
いよいよ16日にトーナメント決勝を迎える梅野。日本人対決の相手となったRISEライト級王者・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)の準決勝を振り返る。優勝候補のセクサンからダウンを奪ったパンチについて「彼(白鳥)はパンチが上手いと結構言われていますが、僕はずっと疑問だった」と世間の白鳥のパンチへの評価に疑問を呈する。「身長はありますが、パンチはあまり伸びてきません。セクサン戦が上手くはまっただけ」と評価。「彼はパンチで勝負してくると思いますが、僕には当たらないんじゃないかな」と、白鳥の脅威はパンチにはないという意見を展開した。
評価をしている点として挙げたのは「コンビネーション」だ。「ボクシング上がりの選手はあまり他の技を交えたコンビネーションを使わないイメージですが、彼は結構ローキック、ヒザ蹴りをうまくつないでパンチ一辺倒の攻めにならない」と、上下の攻撃の連携を評価。セクサンが負けた要因の一つにも「ガードして亀になったときにヒザをもらっていた」と分析した。
ムエタイの頂点を極めた男が挑むRISEルールもすでに3戦。3月と7月のトーナメントの合間、5月にワンマッチを挟んだことで2カ月おきの3連戦をこなしたことが大きいと梅野は語る。ムエタイとRISEの違いに「距離による技の選択」が挙げられることがあるが、「この距離間だったらこの技がいいというのは次第に感覚がつかめてきました」と、試合を重ねるごとにルールに深く適応。「次はRISEルールに適応した戦いがより出来るじゃないかな」と、16日の決勝は新たな梅野の姿を見せられると自信を見せた。
世界トーナメント制覇後に話が及ぶと、梅野は「ムエタイと並行してやっていこうと思います」とすでに先のビジョンが見えていると語る。「ヒジあり、ヒジなしの2路線を同時にやっている選手はいないからこそ価値がある」と、世界のトップクラスで二刀流を極めると宣言。「どっちのルールも対策さえしっかりすればチャンピオンになれることを証明したい」と、自らの可能性を広げていく意欲を見せた。
数々のムエタイ王者が挑戦し姿を消した「RISE WORLD SERIES」。ムエタイが立ち技最強という世間の評価を「結果が証明している」と断じてきた梅野は、元ムエタイ王者でありながらRISEの頂点に王手をかけた。「しっかり勝って結果で(白鳥との)差をわからせたい」という決意を見せた梅野は、最後に「梅野源治が世界で一番強いということを証明する」と力強く宣言してみせた。
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