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【RISE】”日本人無敗”の梅野源治、「梅野源治が強いと証明したい」と白鳥とパンチ勝負を予告

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2019/09/07(土)UP

パンチを中心に流れるようなシャドーを見せた梅野

 9月16日(月・祝)幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』で-61kg級トーナメント決勝に臨む元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)が、7日都内で公開練習を行った。

 流れるようなシャドーの後、タイ人トレーナーが持つミットへ強烈なパンチを打ち込んだ梅野。打ち合いを望むという白鳥大珠(TEPPEN GYM)との打撃戦を意識するかのように、上下の打ち分けのコンビネーションで好調さをアピールした。

梅野は気迫のこもったパンチをミットに打ち込む

 元プロボクサーという経歴を持ち、7月の試合でもムエタイ王者のセクサンからパンチでダウンを奪っている白鳥。パンチ技術に高い評価を受ける白鳥に対し、梅野は「それほど上手くない」とバッサリと切り捨てた。

 白鳥は昨年のキックボクシング復帰からRISE・RIZINで8連勝中だが、その中でパンチによるKO勝利は2018年6月の復帰初戦だけだと梅野は指摘する。パンチに対する怖さは、自身がトーナメント準決勝で対戦したチャンヒョン・リーの方が上だと評価。「トレーナーには打ち合えと言われている」という梅野は「穴を見つけてバンバン打ち込んでいきたい」と、白鳥とのパンチ勝負を予告して見せた。

梅野(右)は7月の準決勝でチャンヒョン・リーを封殺し決勝に進出

 相手の土俵に乗るとも取れる発言の裏には、梅野のこれまでのキャリアへの自信がある。梅野は2007年11月のデビュー以来約12年の間、対日本人で負けなし。RISEルールというこれまでのキャリアとは異なる条件の上でも、前回7月よりもさらにルールへ適応し、強さを発揮できると無配継続に自信を見せた。

 梅野は先月末の記者会見において、「RISE WORLD SERIES 2019」の2つの階級でスアキム、セクサン、ルンキットといったムエタイ二大殿堂の王者たちが破れ去っていった現状を指摘。「ムエタイの王者が負けている以上、ムエタイがどのルールでも最強というわけではない」と持論を展開した。自身もまたラジャダムナンのベルトを獲った元ムエタイ王者。ルール上の不利をささやかれる中、ルールの壁を「乗り越えられるという証明をしたい」という思いで決勝まで勝ち進んだ。

「日本人に負けたことがない」という梅野はこの決勝戦を「挑戦」と表現

 いよいよ優勝に王手をかけた決勝戦。梅野はこの戦いを「挑戦」と表現する。これまでのキャリアにおいて「外国人へ挑む立場が多かった」という梅野がこの戦いで挑むのは世界一の栄冠と現役のRISE王者。「ムエタイが強いのではなく、梅野源治が強いなと証明したい」と、梅野はルールを超えた最強の座への挑戦の日を迎える。

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