【RISE】梅野源治がRISE王者の白鳥大珠戦に自信、ムエタイルールとの違いも説明
9月16日(月・祝)幕張メッセ・イベントホールで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』の記者会見が8月30日(金)に都内で行われた。
決勝を迎える「RISE WORLD SERIES 2019」。-61kg級決勝で対戦する元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)とRISEライト級王者・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)が会見に出席した。
梅野は宿敵・チャンヒョン・リーを、白鳥は元ムエタイ王者セクサン・オー・クワンムアンを撃破して決勝へ進出。日本人対決となった頂上決戦に白鳥は「ついにこの日が来たかという感じ。誰がこの対決を予想していたかという話ですよ」と興奮を抑えきれない様子を見せる。白鳥にとって梅野は、自身が高校生の頃から”ムエタイの日本代表”だったという憧れの存在。夢の対決の実現に「誰も予想していなかったカードになったと思うので、もっと盛り上がって欲しい。まだ全然足りない」と、さらなる盛り上がりを期待していることを明かした。
今年に入って「RISE WORLD SERIES 2019」が始まり、盛り上がりを見せるRISE。白鳥も「1年かけて盛り上がっているのを感じる。天心だけじゃなくいい選手が揃ってきている」と、団体としての成長を実感しているという。その中で世界の強豪を抑えて日本人対決が実現。「もっと熱が欲しい。もっとワクワクして欲しい」と、日本キック史に残る大イベントを多くのファンと共に盛り上がりたいと希望を語った。
対する梅野は「ムエタイルールの選手として、キックボクシングルールでも強さを見せたいという強い思いでトーナメントに参戦した」と参戦の経緯を説明。「どのルールでも強いということは証明したい」としたが、実際問題として「ルールの違いはかなり大きい」という考えを明かした。
現実にムエタイのチャンピオンクラスが敗北していることで、ルールの違いが持つ影響を「結果が証明している」と断言した梅野。中にはRISEルールに適応できる選手もいるが、「(ルールとの)相性とその選手の特性」が大きく影響するという考えを示した。
例として挙げたのは、かつて梅野がムエタイルールで敗戦し、白鳥がトーナメント準決勝で下した元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者のセクサン。セクサンは前進しながらのパンチを得意とすることから、一見、ムエタイでは有効な首相撲・ヒジ打ちが禁止されているRISE向きに見える選手。しかし梅野は「距離を上手くとる選手ではないし、(首相撲が無いので)得意のヒザは制限される」と、セクサンの良さがRISEルールでは活かしきれなかったと指摘した。
しかしムエタイ王者がRISEで苦戦するように、元ムエタイ王者である梅野も苦戦するのではという懸念は「僕のスタイルはなんでもできる」と一蹴。パンチも蹴りも何でもできるというオールラウンダーの梅野は、ルールへの適応の結果が決勝進出であると自信を見せた。
準決勝ではRISEを主戦場とするチャンヒョン・リーを撃破。決勝でRISE王者の白鳥を迎えることに恐れはない。梅野は豊富な武器をさらにRISEルールに最適化させ、世界の頂点を狙う。
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