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【ONE】和田竜光が流血の大健闘も惜敗、デメトリアス・ジョンソンが決勝へ進出

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2019/08/02(金)UP

元UFC王者のジョンソン(左)が決勝進出

ONE Championship
「ONE:DAWN OF HEROES」
2019年8月2日(金)マニラ・モール・オブ・アジア・アリーナ
Photo by ONE

▼第3試合 ONEフライ級ワールドGP準決勝
○デメトリアス・ジョンソン(32=アメリカ/元UFC世界フライ級王者)
判定3-0
●和田竜光(30=フリー)

 UFC世界フライ級王者として歴代最多の11度防衛を記録し、28勝3敗の戦績を持つジョンソン。2019年3月のONE移籍初戦で若松佑弥に一本勝ちし、フライ級ワールドグランプリ一回戦を勝利で飾っている。

 対する和田は08年のプロデビューから21勝10敗2分1ノーコンテストの戦績。ONEでは昨年7月の初陣を判定負けで落としたが、同年11月の2戦目で一本勝ち。今年3月にはグスタボ・バラートを判定で破り、トーナメント準決勝にコマを進めている。

和田がジョンソンの腰を足でロックする

 細かくスイッチしながら左右に動くジョンソンをじりじりと追いかける和田。ジョンソンが組みに来ると、首相撲からバックを取り、ジョンソンの腰を足でロックし長時間バックをキープ。フック、ヒジを当てていく。2Rもジョンソンのタックルにテイクダウンを許さず、ジョンソンをコーナーに押し込みヒザの打ち合い。ジョンソンがグラウンドに持ち込むもポジションを渡さず、ここまではほぼ互角の攻防を見せる。

 3Rに蹴り足をつかまれグラウンドに持ち込まれた和田は下から三角締めを狙いに行くもジョンソンがヒジを落とし、和田が右目横をカット。流血でマットが赤く染まる中、ジョンソンはローリングしながらバックのポジションをキープしていく。最後はスタンドから和田がバックを取りに行くが、ポジションを作れないまま終了のゴング。

 世界最強のDJをあと一歩まで追い詰める大健闘を見せた和田だったが、ジャッジは3名ともジョンソンを支持。10月の日本大会で行われるフライ級グランプリの決勝にコマを進めた。

※全試合結果はこちら

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