【NJKF】大田拓真が2020年初出撃、“NJKFの顔”目指し「KOを増やして有名になりたい」
2月16日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2020 1st』に出場する大田拓真(新興ムエタイ)のインタビューが主催者を通じ届いた。
大田は昨年6月にWBCムエタイ日本統一フェザー級王座、12月にS1ジャパン55kg級王座を獲得した二冠王。2019年は4戦し全勝という快進撃を見せ、年間MVPに輝いた。
その1年を振り返った大田は「ほんといい年だったなって思います」と最高の成果を出せたと実感。2018年3月に高校を卒業してから1日2回練習に没頭できるようになり「プロとしてちゃんと格闘技に向き合えた」ことが成果につながったと語った。
高校時代は「遊びだったりそういう誘惑がいろいろあって、試合が終わったら気持ちが抜けて遊んじゃって」と誘惑に負けそうになってしまうこともしばしば。しかし現在は「試合後、もう3日あけたぐらいで練習に戻ってます。練習はしなくてもジムへ行こうって思う」と正に格闘技漬けの毎日を送っているという。
昨年は4勝するも全て判定勝利。「今年はもっとKOを増やしたい」と目論む大田は現在ウェイトトレーニングに励むという。「ケガをして休んでいる時から徐々に始めて、筋力がついたし体重もすごく増えました。WBC(ムエタイ日本統一王座)をフェザーで獲れたのはそれもあったと思います」と増量の成果も実感しているようだ。「トップの選手たちはみんなKOが多いイメージなので、やっぱり倒せる攻撃ができるようになりたいなっていう気持ちがあります」とKO量産のための準備は着々と進んでいる。
今回の対戦相手は当初決定していたモンクッペット・ピッタヤピッタヤカーン(タイ)から変更となり、同じタイ人のバンラングーン・オーユッタチャイ(タイ)。「最初予定していた相手より全然強いみたいです」と、相手は大幅にランクアップしてきたが「強い相手とやった方がやる気が出るというか、モチベーションも上がる」と、むしろ歓迎の様子。
昨年12月に続いて2か月スパンでの試合間隔も「あんまりあけて試合や減量の感覚を忘れると“あれ?”みたいになっちゃうので、2、3ヵ月ぐらいの試合間隔がちょうどいい」と、ベストの状態で試合に臨めるとアピールした。
NJKFの若きエースとして認知が広がった昨年だったが、大田本人も「NJKFの顔にもなれてきているのかなっていう気持ちもある」とそれを実感する。今年は「もっともっとKOをして盛り上げて『NJKFの大田拓真だ』って言われるようになって、また他団体にも乗り込んでいきたいです」と戦線を拡大していく構えだ。「まずはKOを増やして有名になりたいです」と意気込み臨む初戦。大田は強豪バンラングーンをKOで屠ることができるか。
そのバンラングーンは学費をムエタイで稼ぐ大学生。パンチを得意としており、「日本の選手はみんなパンチが得意と聞いている」とパンチ勝負の構えも見せる。「大田選手といい試合をしますので、応援して下さい」と意気込み。初登場の日本のリングに爪痕を残せるか。
☆2.16『NJKF 2020 1st』イベント概要、対戦カードはこちら
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