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【ボクシング】田中恒成がカシメロに勝った猛者とスパー、階級アップし「全員ぶっ倒す気持ちで」

2020/03/12(木)UP

田中(左)のスパーリングパートナー、スルタン(右)は過去にカシメロにも勝利した強豪だ

 世界4階級制覇を目指し2月にフライ級のベルトを返上した前WBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)が、4日から10日間の予定で常夏のフィリピン・セブ島でキャンプを敢行中だ。

 セブ島の名門ALAボクシングジムを拠点に、4階級制覇に向けて文字通り「スイッチ」を入れに来た田中は「ここでしっかり課題に取り組む」と日中32度にもなるセブ島で汗を流す。

 午前中は1日おきに9時からALAボクシングジムでフィリピン独特の柔軟性を重視したフィジカルトレーニング、翌日はセブ島中心部の「Cebu City Sports Center」という市民運動公園での1時間のランニングを行い調整している。
 午後は3時から1日おきにジムワークでスパーリングとトレーニングを交互に行う。

セブ島でのジムワークに汗を流す田中

 スパーリングパートナーはWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級1位のジョナス・スルタン(28=比)。過去には4月にモンスター井上尚弥との対戦が予定されているWBO世界バンタム級王者のジョンリル・カシメロに17年9月に3-0で判定勝利している猛者だ。

 田中は「このスーパーフライ級には実績を残してきたすごい選手が多く、今までの自分の実績は通用しない。本当にチャレンジャーという気持ちが大きいです」と語った。「この階級は噛み合いがすべて。その中では総合力でエストラーダがどの選手にも勝つ可能性を持っている」と分析する。井岡一翔やローマン・ゴンサレスなどの同階級王者よりもWBC世界同級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が最強の可能性を示唆し、「全員ぶっ倒す気持ちでこの階級に乗り込んできています」と静かに意気込んだ。

バランスボールを使ったフィジカルトレーニングも行う

■課題は「中間距離の戦い」と「集中力」。

 田中は課題を「中間距離の戦い」と「集中力」と答える。中間距離の戦いについては「スピードを生かす距離でもあるし、自分は身長もリーチもあるわけではないので、離れた距離ではない。ただ、スピード生かせるのは中間距離、この距離が自分にとってベストな距離だと思うので、この距離での戦いを高めていきたい」と語った。

 さらに集中力については「3分間通してのパンチ一つ一つに対して反応すること、それだけではなく、パンチを出していない時の集中力も含めての集中。いつでもカウンターを取れる、いつでも攻めれる守れる準備を課題にしています。ボクシングを始めてからずっとですけどね。基本です」と原点回帰を課題にあげた。(取材・写真:植田洋介)

■田中恒成
1996年6月15日(24)
15戦全勝(9KO)
世界最速3階級制覇王者

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