【ボクシング】田中恒成、井岡との対戦指令は「まだ聞いてない、一戦挟みたい」
2月7日(金)に都内ホテルでボクシングの19年度の『年間優秀選手表彰式』が行われ、7名の優秀選手賞の一人に選ばれた前WBO世界フライ級スーパー王者の田中恒成(24=畑中)は表彰後、スーパーフライ級転向を決めた近況を囲み会見で答えた。
プロ転向後、最初の拠点階級だったミニマム級の時代から、減量はやや過度に行って来たと田中は語り、「ベストコンディションで試合に臨めたことはない」とも明かしてきた。それでも2019年大晦日に東京・大田区総合体育館でウラン・トロハツ(中国)を3回KOで退けた3度目の防衛戦では「かつてなくいい体調だった」とも改めて振り返っている。
この試合でスーパー王者に昇格したものの、今年1月31日にタイトルを返上して日本人2人目の4階級制覇を目指し1つ上のスーパーフライ級へ転向。米国メディアの「Boxing Scene」では、早速、WBOが「正式に同級王者の井岡一翔との対戦指令を出した」と報じられている。
これについて田中本人は「まだ聞いていません」と答え、まずはノンタイトル戦でスーパーフライ級の試合に臨みたいとコメントし、「団体を問わず、どんな形でもいいから4階級制覇をしたい」と、自身は焦っていないことを強調した。
2月4日の会見でも世界戦の前に1戦挟みたいと希望していた田中。そして「どのチャンピオンともやってみたいが、特にやってみたい相手は、エストラーダか、井岡選手」と語っている。年内にも4階級へのタイトルマッチの実現が濃厚と見られる。
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