【新極真会】感染対策ガイドラインを作成、最小限の気合、接触しない組手とは
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稽古内容については、まず武道にはつきものの”気合”を「極力発声しない。発声する場合は息の吐出を短くする。セイヤーではなく、セイッ、またはセッ。頻度を多くしない」と気合は短くし、発声ににともなう飛沫発散の防止に努める。合同稽古で10本の正拳突きに一本一本気合を発せず、10本目にだけ短く気合などと道場によって稽古内容を心がけることになる。ただし「返事や挨拶は必要」としながらも「発声は短く努める」と最小限にとどめる。
約束組手や自由組手では「接触を避けたシャドートレーニングとする」とあり、ソーシャルディスタンスを取った上での受け返しや、マススパーリングとなる。これは近年始まった対面型のエアボクシングを想像して頂ければわかりやすいだろう。
さらに「ミットなど練習用具は使用の都度消毒する」と殺菌を行うが、稽古終わりの雑巾がけなど清掃については「原則、稽古のカリキュラムとしない。行うときはマスクを着用し、短時間で済ませる」という。空手は教育的な側面のある武道として稽古後の掃除はカリキュラムのひとつだが、施設が掃除してくれる場合は、それに任せる。常設道場の場合は、時短を心がける。理由は集団での滞在時間を極力減らすためだ。
今後は専門家会議が低減した「新しい生活様式の実践例」などの具体例を踏まえながら、医療関係者の監修により改定をくわえてゆく。
▶︎フルコンタクト空手道場運営の感染対策ガイドライン改訂 全35項目の内容(5月9日)
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