【Krush】初防衛戦の佐々木大蔵に近藤拳成「弱点突く、お楽しみに」
7月11日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.114』のメインイベントでスーパー・ライト級タイトルマッチを行う同級王者・佐々木大蔵(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と、挑戦者の近藤拳成(21=大成会館)が、試合に向けインタビューに応じた。
佐々木は今年2月に鈴木勇人からフルマーク勝利し、王座獲得、今回が初の防衛戦となる。ベルトを手にしてから周りの見方は変わったが、自身はブレずに格闘技が好きということを貫いて毎日を過ごしているという。
挑戦者の近藤は7戦 3勝(2KO)3敗1分、勝ちのKO率は高いが、勝率は5割をやや下回る。彼の戦績について佐々木は「僕自身も決して戦績がいい方でないし(43戦 25勝(6KO)17敗1分)、勝ったり負けたりを繰り返してきた選手です。そうやって今の自分があるので、戦績だけを見て『いけるんじゃないか』とは思わないです」と語る。
リングに上がれば対戦相手はみんな一緒であり「自分より上・下という考えはないです。今回も格闘技が好きだという想いをぶつけて試合をします」と、王者となった今も驕ることはないが、激戦区であるスーパー・ライト級を引っ張っていける存在になりたいという。
「ベルトもコロコロ色んなところに行くのも嫌だと思うので、僕がずっと守り続けてあげたいと思います」と闘志を見せる。
対する近藤は今回が初のタイトル挑戦となる。
王者・佐々木に対しては「フィジカルが強くてテクニックもあってスタミナもある。本当に強い選手だと思います」と評する一方、「佐々木選手にも弱点はあります。そこを突くための練習をしているので、楽しみにしていてください」と、しっかり準備を進める。
「(佐々木選手に対し)何か一つを強化するのではなくて、本当にすべてを頑張らないと超えられないと思います。テクニック、フィジカル、メンタル…すべてのレベルを上げて挑みたいと思います」と覚悟を決めリングに上がる。
「僕はデビュー戦で勝ったあとに連敗して、その負け方も1Rで負けたり、終了3秒前に逆転KO負けしたり…あまり上手くいっているプロ生活ではないと思います。悲しませてきた人もたくさんいるので、ベルトを獲ってその人たちを喜ばせたいと思います」と、王座奪取へ意気込みを語った。
現在K-1ウェルター級で活躍中の弟、近藤魁成が木村”フィリップ”ミノルやジョーダン・ピケオーと対戦し、負けはしたものの爪痕を残したこともあり「兄としても選手としても弟には負けたくないです。今年は2人で頑張って、2人でベルトを獲って、僕たちの年にしたいです」と兄弟王者を目指すとした。
☆7.11 Krush 対戦カード・試合順、イベント情報はこちら
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