【Krush】堀井翼がラウェイ王者・金子大輝の天然ぶりに怒り、”カメラボクシング”で前哨戦(動画あり)
6月28日(日)東京・新宿FACE『Krush.113』のライト級(3分3R・延長1R)で対戦する堀井翼(25=K-1ジム五反田チームキングス)と、元ミャンマー・ラウェイ現地王者・金子大輝(25=K-1ジム大宮チームレオン)が、“同時公開練習”を行った。この異例の“同時公開練習”は、両選手のSNS上でのやり取りが発端となり実現したものだ。
最初にリングに立った金子は過激格闘技・ラウェイと、学生時代に培った器械体操仕込みのトリッキーな動きを披露。まるで体操のあん馬のような動きから相手に足払いを食らわせ、手を挟んでの頭突き(※ミャンマーラウェイでは頭突きはOK)、さらにはバク宙したあとにキックを放ったりと、独特で軽快な動きを堀井に見せつけた。
一方の堀井は金子の金的蹴り(※ミャンマーラウェイでは故意ではない金的は認められる)への対策ということで、まずは腰を前後に大きくグラインドさせた動きを披露。さらに金子に対抗したのか、トレーナーが高々と構えたミット目掛けて、頭突きをロケットのように発射。最後は自爆してマットに突っ伏してしまった。
公開練習後の取材では、堀井が金子の練習について「見た感じ、ナメてるから。あと弱い! それ以外は何もない」とイラつきを隠さずコメント。一方の金子は「凄まじい腰使いに圧倒されました。コンディションも最高だなと感じました。あんな腰使い初めて見ました」と丁寧な態度で褒めたたえる。
金子が披露した技はそれぞれ”ラウェイ・サイクロン””ラウェイ・ボンバー””ラウェイ・少林寺”という名前があるらしく「どんどんKOして、皆さんに定着させていけたらいいなという次第です」と、実際の試合でもチャレンジしていくようだ。
これを聞いた堀井は「おちょくってんのかなって。喧嘩売ってんのかなって。そのラウェイなんとかって知らないけど、俺は喧嘩でボコボコにしてやりてえな」と怒りをあらわに。
ラウェイ自体については「最も過激な格闘技って感じだから、俺が鳴らしてきた喧嘩と一緒だから、それと似たようなものがある」と共感する一方「ラウェイの世界王者であることは間違いねえのかもしれねえけど、俺は喧嘩の王者だから。ラウェイ王者だかなんだか知らねえけど、喧嘩の王者が叩き潰してやっから!」と宣言した。
しかし金子はあくまでマイペースに、堀井について「とても打たれ強い選手で、山崎(秀晃)選手、不可思選手だったり、自分より格上の選手に立ち向かっていく勇気はラウェイの選手に通じるところがある。気を抜かずに行きます」と勇気を認め「おちょくってるつもりは全くないんで、そういうふうに捉えられていることに対して、すみませんって感じです」と生真面目に謝罪してみせた。
■”カメラボクシング”で前哨戦
さらに金子が「皆さんご存知のラウェイサンダーでKOしたいと思います」と意気込むと、堀井が「お前、さっきからおちょくってんのかよ! 俺に喧嘩売ってるようにしか聞こえねえんだよ! 今ここで喧嘩すんのか!」と金子の天然ぶりに怒りが爆発したようだ。
堀井は帽子を床に叩きつけると、「試合前だからここで殴るわけにはいかねえからよ。カメラボクシングで前哨戦しようぜ!」と提案する。
堀井の提案したカメラボクシングとは、一定の距離でお互いがスマホを構え(移動禁止)、上半身やヒザを使って相手のカメラに捕らえられないように逃げつつ、相手の両目と口が判別できる写真を多く撮った方が勝ち(写真1枚=1ポイント)というゲーム。カメラボクシングは人気YouTuberのFischer’s(フィッシャーズ)が考案したものだ。
金子も堀井の挑発に応じ、カメラボクシングによる前哨戦を受諾。広報の合図により、お互いにスマホを向け合って、2人はカメラボクシングで激突する。カメラボクシングでは堀井がフラッシュバック、金子はミャンマー・ラウェイのポーズも繰り出す大激闘となったが、結果は堀井が3ポイント、そして金子が5ポイント獲得して金子が勝利。様々な運動や格闘技で鍛えた動体視力を見せつける結果となった。
自身が提案した前哨戦に敗れた堀井は「勘違いすんなよ! 試合ではボコボコにしてやっからな!」と捨て台詞を残して、その場をあとにした。前哨戦は金子の勝利に終わったが、この結果は本番の試合に影響するのか。決戦まであと10日。
▼堀井翼と金子大輝が異例の同時公開練習 “カメラボクシング”で激突
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