【Krush】佐々木大蔵が鈴木勇人に連勝で2階級制覇を達成、K-1王座への思い語る
K-1実行委員会
『Krush.111』
2020年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 第9試合 Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
●鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/王者)
判定0−3 ※三者とも26−30
〇佐々木大蔵 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第4代Krushライト級王者/挑戦者)
両者は昨年11月のK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦しており、この時は佐々木が判定勝ち。鈴木の再戦要求を受け、両者その後に試合を挟まないダイレクトリマッチで今回の一戦が組まれた。
前回、得意の左ミドルを封じられた鈴木は蹴りだけでなく左ストレートも伸ばしていく。佐々木は左ミドルに右ローを返し、落ち着いた戦いぶりで鈴木の左ストレートを受けても慌てた様子を見せない。また鈴木の左ミドルもスウェーでかわしていく。
2R、やはり鈴木は左ストレート、右フックといったパンチ&左ミドル。佐々木もパンチのコンビネーションからの右ロー、右ミドルで応戦する。鈴木は左ストレートを当てて前に出るが、佐々木はそこへ待っていましたとばかりの右ショートストレート。これでダウンを奪取する。立ち上がった鈴木に、佐々木は体が流れるような形であったが右ストレートで再び腰砕けにさせ2度目のダウンを奪ってラウンドを終える。
3R、鈴木は左ミドルと左ストレートに力を込めるが、佐々木は逆にガードをしっかり固める。左ストレートのヒットを増やす鈴木だが、佐々木もその後で右ストレートを当て返す。鈴木が当てれば佐々木が返すといった展開となり、佐々木は顔面前蹴り、センチャイキックといった大技も繰り出し終了。
そして判定は2度のダウンを奪った佐々木が三者30−26の支持を得て勝利。
第8代スーパー・ライト級王者となった佐々木は、これでライト級に続きKrush2階級制覇を達成した。「僕がしっかりこのベルトを守って、次K-1でもタイトルマッチが行われますが『佐々木大蔵だったらやってもいいかな』という選手になっていこうと思います」とK-1王座への思いを語り、リングで息子を抱き上げ喜びを噛み締めた。
一方、王座陥落した鈴木は「細かいところをすぐ狙われてる気がして、3ヶ月では埋めきれなかったですね。自分のやりたいことがやらせてもらえなかったなと思います。今回負けたけど、少し休んで切り替えてまた0からやっていきます」と試合後にコメントした。
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