【KNOCK OUT】“日本人最強”を証明した日菜太、改めて世界最強との一戦を熱望
9月13日(日)東京・後楽園ホールにて行われた『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の一夜明け会見が、14日都内にて行われた。
第1部メインイベント[第5試合 73kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール]で田村聖(拳心館)を1RKOで破った日菜太(クロスポイント吉祥寺)が会見に出席した。
”蹴りの日菜太”と”パンチの田村”の図式となった一戦。NKBのトーナメントを全KOで制覇した田村の剛腕にピンチの予想もあったが、蓋を開けてみれば持ち味の蹴り技で圧倒したKO勝利を見せ、改めて70kg級日本人最強の称号を盤石のものとした。
日菜太自身も戦前には「結構厳しい試合になるんじゃないかと予想していた」と、田村の右のパンチを警戒。試合ではさらにローが強烈だったというが「最初にもつれたときに左足を痛めた。パンチの強さは問題なかったので、早期決着を狙った」と、自身のダメージも計算に入れた試合を展開。「減量がきつい選手はお腹が弱いので、そこを狙って倒し切れた」と19年2月以来、約1年半ぶりのKO勝利に喜びを見せた。
日菜太はこれまで、対日本人無敗を続けてきている。その記録ゆえに「日本人対決はみんな首を狙いに来ているので、いい緊張感でした」と、対外国人戦にはない緊張感を楽しんだという。
一方「日本人に負けたら日本最強の看板を下ろさないといけない」というプレッシャーが生まれ、前日の夜には「2時ごろトイレに起きたらそのまま眠れなくなった」という重圧の中にいたという日菜太。そう遠くない未来の引退を示唆している日菜太にとって、対日本人戦は特別な意味合いを持つ一戦となるようだ。
デビュー以来70kgでの戦いを続ける中「その時、その年齢ごとの強さがある。今の年齢になって『昔ほど練習しない方がいい』とわかった。年齢相応の練習をすれば、今回のような試合ができる」と、キャリアに最適化された練習が必要であると感じた日菜太。
かねてより目指している70kg級世界最強クラスとの一戦を「コロナが収まってくれるまでは負けたくない。最後の最後に世界最強クラスに勝って勝ち逃げしたい」と、改めてキャリア集大成の目標と掲げた。
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