【K-1】蹴りが武器の朝久裕貴、剛腕・大岩龍矢に「パンチだけで打ち合っても勝てる」
11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、朝久裕貴(朝久道場)が公開練習を行った。
朝久は地元・福岡出身のファイター。中国のビッグイベントである武林風に多く参戦し、2018年に「武林風WLF-60kg級王座決定トーナメント」で優勝し王者の座を掴んだ。前戦は今年1月、中国にて行われた『WLF武林風2020世界カンフー盛典in珠海』で、昨年7月に卜部功也から1R KO勝利した強豪ジュー・シュアイに判定負けを喫している。
久しぶりの日本での試合に向けて「僕が、前回K-1に出た時(18年6月の西京春馬戦)とはお客さんの層も変わっていると思います。僕の試合を見るのが久しぶりという人がいれば、初めて見る人もいると思うので、見ている人の印象に残る試合をしたいと思います」とインパクトを残す構えだ。
海外での試合経験は「大きな成長になる」という朝久は、「戦績では僕より試合をしている選手も多いと思いますが、経験値としては僕の方が上」と語るように、日本で自身より戦績の勝る選手よりも、得たものは大きい。
対戦相手の大岩龍矢とは2016年1月に対戦し、判定勝利を収めている。その大岩について「5年ほど前に試合をして勝っているんですけど、その時と印象は変わらないですね。今も腕相撲が強いんだろうなって感じです」と前回と大差ないとする。
これまでのキャリアで、KO負けのない頑丈な大岩にも「僕の攻撃が一発でも当たれば倒せると思っているし、朝久=蹴りというイメージかもしれませんが、パンチだけで打ち合っても勝てると思ってます」と倒して勝つ自信は漲っている。強烈なパンチを持つ大岩と、瞬き厳禁の打ち合いが見られるかもしれない。
今年に入って、実弟の朝久泰央がK-1のリングで大暴れしているが、朝久も「僕は子供の頃から朝久空手をやってきて、僕が怪我で試合ができなかった期間は弟(朝久泰央)が朝久空手の強さを見せてきました。今回の試合では弟とは違う朝久空手の強さを見せたいです」と、弟に続いてファンを熱狂させる試合を見せるつもりだ。
最後に「全力で戦って、印象に残る面白い試合をするので楽しみにしてください。今の世の中、良い事と悪い事を数えたら、悪い事の方が多いかもしれませんが、僕の試合を少しでも楽しんでもらって、良い気持ちになってくれたらいいなと思います」とファンにメッセージを送った。
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