【K-1】KO量産の木村ミノルが9ヶ月ぶり参戦「自信ある選手は立候補を」=12.13両国
2020年12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~サブタイトル未定~』に第3代K-1スーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)の出場が、10月12日(月)都内の記者会見で発表された。
木村の対戦相手は後日に発表される予定。本大会の大会ポスターが公開されたが、木村のバストアップ写真と「KO KING IS BACK」(「KOキングの帰還」の意味)の文字があるため、木村の試合がメインイベントになる可能性もある。
木村は今年3月に開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』のK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントに参戦、海斗、エダー・ロープス(ポルトガル)、和島大海の3人全員を1RでKOで下し、圧倒的な強さでスパーウェルター級の王者に輝いた。18年11月にジョーダン・ピケオー(オランダ)にKO負けを喫した試合を除けば、18年からの過去12試合を全てKO勝利を収めている、まさにKOキングだ。
先日、ボクシングのKOダイナマイトで世界v11を達成した内山高志とマジなスパーリングを自身のYouTubeで公開しており、内山は木村に太鼓判、アドバイスも送った。更に強くなった木村に期待がかかる。
9ヶ月ぶりにリングで勇姿を見せる木村は「タイトルを獲ってからずっと試合をしていなくて、すごい寂しい気持ちだった。やっとリングの上で格闘家としての姿を見せることが出来るので、ワクワクしている。(コロナの影響で)ここまで格闘技が盛り下がってしまった部分があるので、もう一度シンプルに格闘技の面白さを体現したいと思う」と意気込んだ。
ここ数年、年間5大会前後に参戦してきた木村は「(3月の)試合が終わって、すぐ何もしないで2ヶ月ほどは休養した。その後はフィジカルや基本を練習し直した」と初心に戻る有意義な“充電期間”だったとした。
また、新しい所属先が初代K-1ウェルター級王者の久保優太と名トレーナーの矢口哲雄氏が設立した『PURGE TOKYO』になったことについては「練習拠点については、長い間、久保選手や矢口トレーナーとやってきたので、練習環境が変わることはない。(むしろ)練習相手がたくさん増えたので、レベルが高い練習が出来ている」と、更なる進化を伺わせる様子を見せた。
対戦相手の希望はあるかとの質問に対しては「候補は何人か出ているみたいだが、特に決まっていない。この時期は日本人だと思う。色々な団体があるけど、70kg界隈のチャンピオンや自信がある選手はどんどん立候補してもらいたい」と、強いメッセージを送った。
▶︎次ページは元ボクシング世界王者・内山高志と木村ミノルの本気スパーリング動画
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