【K-1】木村ミノル、9ヶ月で攻撃力UP「負けないのは大前提、華ある試合を」
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の [スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]でアビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール/志村道場)と対戦する、第3代K-1スーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(27=ブラジル/PURGE TOKYO)のコメントが主催者を通じて届いた。
木村は今年3月に開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』のK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントに参戦、海斗、エダー・ロープス(ポルトガル)、和島大海の3人全員を1R KOで下し、圧倒的な強さでスーパーウェルター級の王者に輝いた。今回は王者となっての初戦だ。
試合が決まり「正直、今回はみんなが望む、ワクワクするようなカードとはちょっと違うかな。でも、対戦相手は関係なくて、自分のパフォーマンスとかスキル、レベルの凄さを見せる方にマインドを置いています」と自身の実力を証明することに集中している。
対戦するアビラルについては「ちゃんと戦績を残している強い選手」と評し、「油断することなく、しっかり対戦相手を研究して、自分自身のレベルを上げることに専念しようと思っています」と対策に余念はない。
王者としての初戦に臨むにあたり、理想の王者で居続けることが木村の使命だ。「K-1王者は絶対負けないというのは大前提として、アグレッシブな試合であったり、エンターテイメントであったり、しっかり華のある試合をすることがチャンピオンの定義。その定義からブレることなく、しっかりやっていきたい」と自身の理想像を追い求める。
今年の3月のトーナメントから、9ヶ月の期間が空いての参戦となるが「攻撃力であったり、自分の武器がどんどん伸びている。それとディフェンス面やファイターとしての引き出しの多さ、そういうものも試合としての面白さや格闘技の魅力に繋がる部分だと思うので、テクニカルな面もしっかり強化をして、ファンをいろんな方向から楽しませるファイターになろうというのが僕の思いです。今はそういう練習・準備をしています」と成長の実感は湧いている。
圧倒的破壊力を見せつけている木村だが「自分のキャリアは全盛期どころかまだ始まったばかりだと思っているので、まだまだ伸びるというかダメなところもいっぱいある」と自身では課題を認識し、更なる伸び代を感じている。
さらに、会見でも語っていたように「(アビラルは)覚悟も決まっているというか、僕のことも全く恐れていない素振りも見せているので、今まで戦った10戦、こんなにハードなパンチを打つヤツはいなかったなと後悔させるような試合をしたいと思います。そして、ファンや格闘家のみんなにもズシンと心に食らわすような試合をしたいです。これが格闘技だぞということを改めて思い出してもらうような試合をしたいと思います」と意気込んだ。
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