【HEAT】三大タイトルマッチは全KO決着、“戦うクリスチャン”松島勲也がT-98にTKO勝ち

2020/09/13（日）UP
（最終更新：2020/09/30 12:21）

HEAT事務局・志村道場・日本拳法同心会館
『HEAT47』（2P目）
2020年9月12日（土）東京・ スターライズタワー スタジオアース

▼第8試合 HEAT KICK ミドル級タイトルマッチ 3分5R
〇アビラル・ヒマラヤン・チーター（志村道場/王者）
TKO　1R 1分45秒　※左ヒザ
●竜也（士魂村上塾/挑戦者）
※アビラルが初防衛

　長身のアビラルはフィジカルに優れる森本一陽を今年1月、初回KOに降して王座を奪取。8ヵ月ぶりの試合となるがHEATで6連勝、6KO目を狙う。

　竜也は魂の真っ向勝負で格闘技界に一時代を築いた村上竜司の愛弟子で、そのDNAを色濃く受け継ぐ選手。「判定だったらアウェーで負けにされるのでKOのみで勝ちます」と師匠譲りの真っ向勝負を宣言する。

　上背で劣る竜也だが、全く臆さず左右のフックをアビラルの顔とボディに振るっていく。しかし、その踏み込みにアビラルが左フックをカウンターで合わせてダウンを先取。
　竜也が立ち上がり再開するが、アビラルはすぐに正確な左フックを打ち込んで2度目のダウンを奪う。
　ダメージのある竜也だが立ち上がると、なおフックを強振してアビラルに向かう。しかしアビラルは左右フックから左ヒザを連係して3度目のダウンを奪ってフィニッシュした。

　試合後マイクを取ったアビラルは「俺とやりたい選手は誰でもいいからHEATに上がってください」とアピールし、初めて試合を見に来たという母親をケージに呼び込み快勝の喜びをともにした。

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