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元ヘビー級ボクサー・藤本京太郎がK-1に電撃復帰

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2020/11/17(火)UP

京太郎(中央)が新生K-1に参戦を決めた、ベルトを掲げて会見に出席した

 11月17日(火)都内にて、K-1 JAPAN GROUPが会見を開き、2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』を開催することを発表した。

 新たな出場選手として、プロボクシング元日本ヘビー級王者で1位にランクインしていた藤本京太郎(34)の参戦が決まった。対戦相手は調整中だ。

  京太郎が所属していた、角海老宝石ジムは11月12日に「新型コロナウイルス感染症の昨今の情勢により海外遠征や外国人選手招聘は現実難しく、国内における試合ではヘビー級選手も不足し試合が成立しない状況」とし、「一度ライセンス返上とし、再び総合格闘技(K-1 など)へ挑戦する事となりました。後に国内外問わずプロボクシング業界で試合となった際には、改めてライセンス所得申請しプロボクサー復帰とさせていただきます」と、京太郎のボクシング引退を説明していた。

藤本京太郎がピーター・アーツをパンチで攻め、KO勝ちで K-1初防衛を果たした=2011年

 K-1中村プロデューサーは「京太郎選手は、旧体制のK-1のヘビー級トップファイターとして時代を作ったファイターです。K-1だけじゃなくてボクシングでも重量級のファイターとして存在感、時代を作ってきたと思っております。先日、プロボクシングからの引退を表明しておりましたが、この度我々K-1 JAPANGROUPと契約を結び、K-1への復帰が決定しました」との経緯を説明した。

 京太郎は2006年にキックボクサーとしてデビュー。2009年3月にK-1トーナメントを制して日本人初のK-1ヘビー級王座に就き、翌年にはピーター・アーツを破り初防衛に成功した。そして2011年にプロボクシングに転向し、13年に日本ヘビー級王座、17年には東洋太平洋王座とWBOアジア太平洋王座も獲得するなど日本ヘビー級を代表する存在となっていた。ボクシングプロ戦績は21勝(13KO)2敗。

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