【K-1】“無敗対決”の元プロボクサー佐々木洵樹「K-1の名に恥じない試合をしたい」=12.13
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN〜K-1冬の大一番〜』の[第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]で璃明武(りあむ/20=K-1ジム総本部チームペガサス)とバンタム級で対戦する、佐々木洵樹(29=POWER OF DREAM)が公開練習を行なった。
佐々木は、プロボクシングで東洋太平洋のランカーとしてリングに上がっていたが、キックボクシングに転向して、武居由樹や江川優生らが所属する、POWER OF DREAMの門を叩いた。軽快なフットワークと、サウスポーから繰り出されるキレのあるパンチを武器に、昨年11月にキックボクシングわずか3戦目で晃貴を下して、Krushバンタム級(53.0kg)王座を獲得。
今年7月にはスーパー・バンタム級で新たなステージに立っていきたいとの理由から王座を返上し、スーパーバンタム級(55.0kg)に階級転向。8月には階級転向後初の試合で龍斗に判定勝利、無敗記録を伸ばした。
公開練習ではパンチのコンビネーションを確かめるようなミット打ちを行った。「試合のためにやるべきことはやりました」と大会まで一週間を切り、本格的な練習を終えて、体重調整に入る段階に来ている。
元プロボクサーの佐々木だが格闘技を始めるきっかけになったものはK-1で、小学生時代には空手を学んでいた時期もあり、紆余曲折を経て29歳でK-1 デビューを果たすことになる。佐々木自身「K-1 出場は何回もあきらめかけた夢で、POWER OF DRAEMと会長の力で実現することができました。周りの人たちからは『ここまで来れてよかったね』という声をもらって、試合をする部分では気持ち的にいつもと変わらないですけど、K-1という舞台で思いっきり暴れたいです」と K-1で戦う喜びをかみしめながら、両国大会に向けた練習を続けてきている。
前戦は勝利したものの、満足のいく試合内容ではなく試合後に頭を丸めて反省したという佐々木。「前回の悪いところを修正しながら練習に取り組んで、変に意識しすぎないように無意識で(練習の)動きが出るように自分をコントロールしたいと思います」と意気込む。
対戦相手の璃明武は空手出身で、後ろ回し蹴り一撃で対戦相手を失神KOさせるなど、多彩な技と攻撃力が武器。佐々木と同じくK-1 JAPAN GROUP無敗の快進撃を続けているため、今回は“無敗対決”としても注目を集める。
佐々木は、璃明武を「パンチでも蹴りでもなんでも倒せる選手」と評価する一方「もちろん後ろ回し蹴りにも注意していますし、対策は万全です」と璃明武攻略には自信を見せ「周りは無敗対決として見ていて面白いと思いますが、僕は璃明武選手に勝つことに集中して練習してきたので、それを試合で出すだけかなと思います」とコメント。
最後に佐々木は、初となるK-1での戦いに「K-1は人に夢を与えられる大きな舞台。K-1ファイターという名前に誇りをもって、K-1の名に恥じない試合をしたい。ここまで来るのに色んな道がありました。その色んな想いをすべて試合にぶつけます」と熱く語った。
☆12.13 K-1両国大会の対戦カード、イベント情報はこちら
●編集部オススメ
・【K-1】両国大会の試合順決定、メインは王者・林健太vsゴンナパーのタイトル戦、セミに木村ミノル=12.13
・【K-1 KRUSH】佐々木洵樹が強烈な拳でダウン奪って初戴冠、朝久泰央は三日月蹴りで悶絶KO勝利
・【K-1】山崎秀晃が愛鷹亮にスパーでKOされる映像公開「寿命が10年縮まった」
・【K-1 KRUSH】新王者・佐々木洵樹、悲願のベルト獲得に喜び「寝ないで眺めてた」今後はK-1進出も視野に
・【キック】K-1創始者・石井館長「良い選手が多い、宝の山」「龍聖はポスト天心・武尊」と太鼓判
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!