【K-1 KRUSH】新王者・佐々木洵樹、悲願のベルト獲得に喜び「寝ないで眺めてた」今後はK-1進出も視野に
11月8日(金)に開催された『K-1 KRUSH FIGHT.107』の一夜明け会見が、9日(土)都内にて行われ、メインイベントのバンタム級タイトルマッチで王者・晃貴(21=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に勝利して新王者となった佐々木洵樹(ささき・じゅんき/28=POWER OF DREAM)が出席し、インタビューに答えた。
試合では、軽快なフットワークで晃貴に的を絞らせず、2Rには左ストレートでダウンを奪った佐々木が判定3-0で勝利し、KRUSH3戦目にして王座に就いた。
佐々木は試合から一夜明けた今の心境について「強いチャンピオンに勝てて本当に今はほっとしています。ベルトは本当に嬉しくて、寝ないで眺めてたぐらい嬉しかったです」と、勝利した安堵感とベルトを手に入れた喜びを語った。
KRUSHのリングに上がる前にはプロボクサーとして日本&東洋太平洋のランカーにまでなったものの、ベルトを巻いたことのなかった佐々木にとって、今回は悲願の王座奪取となった。しかし、所属ジムであるPOWER OF DREAMの古川会長からの評価は「0点プラス朝練」と厳しかったという。
「とりあえず昨日の反省会で夜遅くまでずっと話して、(朝練は)さすがに今日はとりあえずなしで終われました」と佐々木。
ダメ出しされたポイントはどこなのか、具体的には語らなかったが「自分で映像を見ても思ったのですが、この先上に行くにあたって悪いところばかり出ていると言われました」と述べるように、今後への課題は見えたようだ。
また、試合では3R目で晃貴が徐々に圧力を強め、強烈な右ローが入った場面もあったことを振り返り「最後はスタミナ落ちたとファンの方たちにも言われて。あれでそう見えちゃうというのがやっぱり駄目ですね。3Rフルで動きまくって、最後はもっと上がっていくぐらいの練習を、もっとやらないとなと思いました」と、これから更に過酷な練習に励んでいく決意を表明。
そして「今回形としてベルトを獲れたので、K-1でやりたい気持ちもあります。もちろんKRUSHでも試合が決まればやりたいです」と、K-1参戦とKRUSHでの防衛戦の両方を視野に入れていきたいと語った。
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