【RISE】那須川天心「自分でも制御できないくらい動くのでは」あす志朗戦
2月28日(日)横浜アリーナにて開催される『RISE ELDORADO 2021』の前日計量&会見が27日(土)都内にて行われ、メインイベントのバンタム級(-55kg)の一戦、初代RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)は54.95kg、対するISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗(27=BeWELL)は54.90kgでパスした。
-55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~で優勝した志朗。1年半前の前戦ではダウンはなく、技を読み合う心理戦になり、那須川の判定での勝利となった。さらに前回は58kg契約だったが、今回はバンタム級(-55kg)と天心のベスト体重で争われる。那須川、志朗ともしっかり身体を絞って計量台に登った。
RISEの伊藤代表は「両者とも攻撃が早く、目が離せない。刀と刀を持って斬り合う、そんな殺伐とした雰囲気になって、一瞬のミスが試合を決めるような戦いになるのではないかと思う」と語る。
打倒天心を追い続けた志朗にとってはいよいよ明日決戦だ「どうすれば那須川天心に勝てるか、この1年以上費やしてきた。自分ができることは全てやった」とし「体重も脂肪ギリギリまで落としてスピードを出せるように絞った。スピードにおいては全然違う。いろんな考えられるパターンを練習してきた。頭を使った戦いになる。全てをかけて、判定でもいい、とにかく勝ちにこだわる」と勝負に執着する。
那須川は「久々に55kg、適正階級で試合ができて嬉しく思う。志朗選手には前に戦った時よりも屈辱を味わわせたい」と勝利に自信。55kgでの試合は2017年11月以来、約3年ぶりだ。RISEバンタム級王者だった那須川は階級を上げ18年6月にロッタンとRISE世界フェザー級王座を争い勝利、世界のベルトを手にした。19年大晦日のRIZINでは適正体重に近い56kg契約で試合し、驚くべきスピードで江幡塁から1R KO勝利を収めた。
那須川は「ずっと55kgより上でやってきて、55kgの頃よりもスピードは上がっている。それからさらに削って55kgでやるので、自分でも制御できないくらい動くのでは。不思議な感覚になるのではないか」と明日の自分に期待すると語る。
明日、これまでよりもスピード、そして制御不能な那須川天心が見られるか。
▶︎次ページは(動画)最近の適正体重に近い56kgで試合した約1年前の超スピードでKOした江幡塁戦
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