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【空手】植草歩へ香川監督の「暴力的な指導は無かった」帝京大が結論

2021/05/11(火)UP

香川政夫師範(左)と植草歩=17年全日本選手権にて

 空手の組手女子61kg超級で東京五輪代表に内定している植草歩(28=JAL)が、全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫強化委員長に対し、パワーハラスメントを訴えた問題だが、全空連側の結論はパワハラは認めなかったものの竹刀を使った練習で選手を負傷させたとして4月9日に香川氏を強化委員長から解任した。
 香川氏は帝京大学空手部の監督でもあり、植草は卒業後も同空手部で練習してきたことから、帝京大学も内部調査委員会を発足。調査の結果、「香川氏による学生への暴力的な指導は無かった」と昨日10日に発表した。

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 帝京大学は4月に内部調査委員会を発足。同大学で植草選手が練習する空手道部における指導状況等を調査「空手道部の調査に関する調査報告書」と題した55枚のPDFファイルをホームページに公開している。

 調査委は植草や香川氏をはじめ、現役部員やOB・OG、コーチや顧問ら全91名に対してヒアリングを実施。

 竹刀を使った組手練習では、植草の他少なくとも2名の選手が負傷。2名の選手については、それぞれ全治3、4日のアザと全治2、3日のかすり傷を負ったという。

 竹刀組手練習については、選手たちの中からもリーチのある海外選手対策などに適切という声もある一方、危険性や恐怖心に言及する者も多いとある。
 さらに香川氏は練習中に「部の雰囲気を引き締め」などのため、竹刀で壁を叩くなどもあったという。選手からは「気合が入る」という声が多く聞かれるものの、調査委は「威圧的・威嚇的行動としてパワーハラスメントに該当する可能性があり、適切な指導とは言い難い」と記している。

 また「香川師範には、選手に罰を与えるような意図は無く、選手を痛めつける目的も一切無かったことが確認された」ともあり、「香川師範が竹刀を用いて選手に暴力を振るった事実は存在しない」と結論づけられた。

 その結果、上記のように香川氏が暴力を振るった事実が存在しないことを前提に、植草の負傷は「不慮の事故であって、香川師範が意図的に植草選手の顔面を突いて負傷させたものとは認められなかった」と暴行ではないとされている。

■進路の否定については「コミュニケーション不全」

 また植草と香川氏におけるパワーハラスメント問題の一つに「希望進路の否定及び不合理な叱責」がある。昨年10月から11月にかけ、植草は香川氏と筑波大学大学院進学についてやりとりがあったという。

 報道などでは筑波大大学院での科学的トレーニングで成績を上げたいとする植草に、香川氏が五輪は目前、今はここで空手の稽古に専念すべきと主張したとされる。この報告書には「両者の意見は合致することなく平行線のまま終わった」と書かれている。

 このやりとりについて、調査委は「両者間のコミュニケーション不全と、香川師範のOB・OGに対する全人格的な接し方に原因があるように思われる」とし、パワーハラスメントとは結びつけていなかった。香川氏はこれまで通り、帝京大学空手部監督を続行する。

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