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【K-1】不可思”熱くする”再起戦でトップバッターを直訴、西京佑馬、山本直樹らKO宣言=7.17福岡

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2021/05/19(水)UP

中野滉太がウェルター級に転向、キャリア上のドゥワンソンポンを「パンチで倒す」

中野(左)が1階級上げ、ドゥワンソンポン(右)と対戦する

 これまでスーパー・ライト級戦線で活躍してきた中野滉太(22=OWER OF DREAM)がウェルター級に転向。K-1には2度目の参戦となるマキ・ドゥワンソンポン(25=真樹ジムAICHI)との一戦が決まった。

 中野は、昨年10月のKrush後楽園大会で佐々木大蔵のKrushスーパー・ライト級王座に挑戦。しかし、痛恨の計量失敗で王座奪取を逃した。今回から心機一転、ウェルター級に階級を上げて再出発を図る。

 対するドゥワンソンポンはムエタイでは100戦以上の戦績を誇り、強烈なフックとローキックが武器とするアグレッシヴなファイター。今年3月の『K’FESTA.4 Day.1』では、近藤魁成に敗れたものの、真っ向勝負で打ち合う熱戦を繰り広げた。

会見でコメントする中野

 中野はドゥワンソンポンの印象を「すごく蹴りが主体の選手なのかなと。そこは警戒しつつ、しっかりパンチで倒したいなと思ってます。戦績も多くて、キャリアも自分よりはるかに上なので。強い相手だし、楽しみですね」と、強敵相手に気合を入れる。

 階級を上げての手応えは「前回の試合よりは確実にパワーもスピードも上がったと思っている」と好調の様子。

 空位のウェルター級のベルトについては「まだ次が階級を上げて一発目なので、全然頭にないです。ただ一試合一試合クリアしていけば、自然とそこまで辿りつくのかな」と毎試合着実に勝っていきたいと意気込む。

笑顔で記者の質問に答えるドゥワンソンポン

 対するドゥワンソンポンは中野の印象を「今日初めて会ったが、とくに怖さを感じることはない」と冷静だ。

 K-1二戦目のドゥワンソンポンだが「K-1ルールに適応するために、とくにパンチに力を入れて練習している。前回はリングに上がってルールの違いを感じ、全然パンチを出すことができなかった。反省点として、そこを強化して練習している」と、パンチでアグレッシブに攻めたいと語った。

次ページは、西京佑馬vs竜樹ら3カード6選手の意気込み

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