【ベラトール】まさに鋼のボディ!“世界最恐女子”サイボーグが計量パス「厳しい練習をした、私のベルトは誰も奪えない」
5月22日(土・日本時間)に米国コネチカット州モヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator259』の前日計量が21日に実施された。 女子フェザー級(145ポンド/65.77kg)タイトルマッチで対戦する王者のクリス・サイボーグ(35=ブラジル)は65.58kgで、挑戦者のレスリー・スミス(38=米国)は、65.13kgで共にパスした。
▶︎【動画】鋼の筋肉ボディ、“世界最恐女子”サイボーグとスミスの公開計量&フェイスオフ
計量では、両者とも仕上がった強靭な肉体を披露。しかし、王者サイボーグの腹筋は大きく凹凸しバキバキの状態、上腕二頭筋は挑戦者より一回り太く、以前よりまして“鋼のカラダ”化していた。
両者はフェイスオフで挑発することなくファイティングポーズのみで、静かに視線をぶつけた。
挑戦者のスミスは「(サイボーグと比べると)ファイターとしての成熟度や能力は私の方が上回っている。何より、ベルト獲得に向けて、強い決意で臨んでいる」と、強い意気込み。
対する2度目の防衛戦に挑むサイボーグは「(今回の試合に向けて)厳しい練習を続けてきた。今回も私のベルトが狙われているが、誰も奪うことはできない」と、2度目の防衛成功に自信を見せた。
“世界最恐女子”と称されるサイボーグはStrikeforce、Invicta FC、UFCで王座を手にした後、20年にベラトール参戦。初戦となった1月の女子世界フェザー級王座戦で、当時王者だったジュリア・バッドを4R TKOで下し、4つ目のMMAメジャー団体のベルトを手にした。前戦となる昨年10月のタイトルマッチでは、挑戦者のアーリーン・ブレンコウから2R一本勝ちを収め、初防衛に成功した。MMA通算成績は23勝2敗1無効試合。
対するスミスは女子フェザー級ランキング4位の実力者。Invicta FC、UFCと渡り歩き、16年3月の『UFC FIGHT NIGHT』で中井りんと対戦し判定勝利を収めた。19年からベラトールに参戦し、以降2勝1敗の成績。前戦となる昨年9月のアマンダ・ベル戦は判定勝利を収めている。MMA戦績は12勝8敗。
両者は5年前の16年5月の『UFC198』で対戦。その時は、UFC初登場のサイボーグが右フックからのパウンド連打で初回TKO勝ちを収めているが、今回の再戦の結果は果たして、どちらに軍配が上がるか。
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