【ベラトール】ウェルター級王者ダグラス・リマ、25戦無敗の最強挑戦者アモソフに「自分には経験値がある」と自信＝前日計量

2021/06/11（金）UP
（最終更新：2021/06/11 11:19）

　6月12日（土・日本時間）に米国コネチカット州モヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator260』の前日計量が11日に実施された。
　ウェルター級（170ポンド/77.1kg）タイトルマッチで対戦する王者のダグラス・リマ（33=ブラジル）は169.75ポンド（76.99kg）で、挑戦者で同級1位のヤロスラフ・アモソフ（27=ウクライナ）は、リミットの170ポンドで共にパスした。

▶︎【動画】ウェルター級王者リマと、25戦無敗の挑戦者アモソフの前日計量＆フェイスオフ

　計量では、両者ともに大きく凹凸した腹筋など、仕上がった強靭な肉体を披露。続くフェイスオフでは挑発することなく、静かに視線をぶつけるのみ。
　しかし、最後のフォトセッションで両者が正面に向き合うと、挑戦者のアモソフが満面の笑みで王者リマの肩を抱く。すると、それまで無表情だったリマがつられたのか、笑顔に。最後はお互いガッチリと握手をした。

　王者のリマはムエタイ仕込みの鋭い打撃を武器に11年9月の初参戦時からベラトールのトップファイターとして活躍し、19年にウェルター級WGP優勝で3度目の世界王座を獲得。昨年10月にミドル級王座決定戦に挑んだが、前王者のゲガール・ムサシに判定負けし、2階級制覇に失敗した。通算成績32勝8敗。

　対するアモソフは同級1位の最強チャレンジャー。世界コンバットサンボ選手権で優勝するなどサンボをベースとし、12年のプロデビューから無傷の25連勝と未だ負けがない。

　リマはアモソフについて「挑戦者として相応しい相手。これまで相手を選ばずに勝ち続けて、25勝無敗を記録した。正しい戦いをやってきた証だ」と称賛。
　さらに「レスリングも打撃も出来るし、何よりタフだ」と警戒したが「しかし、私には、様々なタイプのレスラータイプの打撃手と戦ってきた経験がある」と、勝利に自信を見せた。

　戦前の下馬評では王者リマが有利。リマは2階級制覇を失敗してからの再起戦、アモソフは一度も負けのない中での王座挑戦だ。果たして勝敗の行方は。

▶︎次ページ（動画）は、ウェルター級王者リマと、25戦無敗の挑戦者アモソフの前日計量＆フェイスオフ

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【ベラトール】ゲガール・ムサシがミドル王者に返り咲き、ダグラス・リマに判定勝利

・【ベラトール】５月大会向け４月厳選KO集を公開、22歳のスーパーモデル級ロシア美女の“秒殺”失神KO、“首狩りポーズ”男の怒涛の連打KOほか

・【ベラトール】鼻陥没KO勝利のペイジがタイトル戦要求、“破壊キック”映像投稿で45万再生

・鮮烈な“裏三角絞め”で見事な一本！ロシア美女フェオファノワが７連勝、トルコで人気の無敗タークに勝利=海外MMA

・(動画あり)衝撃KO動画が満載！イーファイトの“KO&一本”特集ページ