【K-1】朝久泰央、アマチュア含めて初のベルトに歓喜「僕とやりたいならゴンナパー選手に勝って来い」=試合後インタビュー
7月17日(土)に福岡国際センターで開催された『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1ライト級タイトルマッチ~』のメインイベントで、王者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)を下して新王者に輝いた朝久泰央(23=朝久道場)が試合後のインタビューに応じた。
試合は序盤から一進一退の攻防になった。ゴンナパーが左ミドルを蹴り込み、左ローで優勢に出るが、朝久もテンポの早い左右のロー、強烈な右のヒザ蹴り、顔面前蹴りと手数を出して応戦。本戦3Rで決着は付かずに延長戦に突入する。延長R、朝久がパンチで果敢に攻め続けて、ジャッジ2-1の判定勝利。見事にゴンナパーの牙城を崩して、地元九州で念願の王座を戴冠した。
試合を振り返って朝久は「燃えましたね。燃えたばいって感じです。僕は人生で初めて巻いたベルトです。アマチュアの頃も含めて巻いたことなくて、初めて巻いたのがK-1のベルトで嬉しくてしみじみしています」との喜びを語った。ゴンナパーについては、試合前から予想していた通り「強かった」という。
試合の中盤、朝久は足のスネを痛めていた際にゴンナパーの渾身の左ローを受けた。そのダメージから動きが若干落ちる場面もあったという。その場面を切り抜けたのが、朝久のヒザ蹴りだった。ゴンナパーのボディに強烈なヒザ蹴りを突き刺し、ゴンナパーを下がらせた。そのヒザ蹴りについては「相手に突き刺さった感じがして蹴りごたえがありました。闘争心から出たものです。殺すくらいのつもりでやっつけようと思って出たのがヒザ蹴りでした」と振り返った。
朝久の今後のプランとしては、マイクで語っていたように上の階級の選手との戦いもある。「朝久空手の強さで全階級やっつけると思っている。ヘビー級までやっつけたいとはずっと思っている。スーパーファイトでもいいから65kgの選手ともやってみたいです」と話した。ライト級王座の防衛戦については「厳しい言葉になるけど、僕とやりたいのであればゴンナパー選手に勝って来い」と今大会で勝利した卜部功也を含む、他のライト級の選手たちに呼びかけた。
自身ではライト級の王座を獲得するのに、遠回りをしてきたと認識している朝久。だが「遠回りこそがチャンピオンへの近道だったんじゃないかな」と語り、「こうやってチャンピオンになれて少しは恩返しできたかな。もっともっとみんなの応援と共に勝ち続けていきたいです」と感謝と今後の抱負を語った。
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