【K-1】”空手家”朝久泰央が新王者に!”ムエタイ”ゴンナパーと延長の激闘制す(動画あり)
K-1実行委員会
『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~』
2021年7月17日(土)福岡国際センター
▼第12試合 K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ
●ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)
延長判定1-2 ※10-9、9-10×2
〇朝久泰央(朝久道場/挑戦者)
※本戦判定0−1(29-29×2、28-29)
ゴンナパーはムエタイ大魔神の異名を取り、破壊力満点の左ミドルやパンチを武器とする王者。
対する朝久は自身の師匠であり父の朝久篤館長のもとで身につけた“朝久空手”を体現するファイター。地元福岡で念願の王座戴冠に挑む。
1R、朝久はローを連続で放って入り、その後も前蹴りを顔とボディに飛ばす。ストレート、右ミドル、足払いと多彩な攻撃の朝久。
朝久は右ストレート、右前蹴りとさらに攻撃を出しながら接近していく。ゴンナパーのフックを朝久は空振りさせ、逆に右フックを当てて初回を終える。
2R、朝久は前蹴り、ジャンプしての二段蹴り。ゴンナパーは1Rから放っていた左ローを効かせ前に出る。朝久はフックを打ち込み、左ローに右ストレートを合わせる。ローで攻勢となったゴンナパーは朝久を打ち合いに呼び込むが、朝久が右ストレート、右フックを当てる。
3R、朝久が先に出るが、ゴンナパーも左ロー、顔面前蹴りで反撃。ここで朝久は前蹴りからヒザ蹴りを打ち込み、これにゴンナパーはダメージを受け後退していく。だが、その後はゴンナパーは大崩れせず左ミドルを打ち返す。朝久はさらにボディへのヒザで攻めるが、ゴンナパーもヒザを返す。朝久はラスト10秒をパンチでラッシュ。ゴングが鳴ると、朝久館長が泰央を肩車して勝利をアピールする。
判定は29-29、29-28、29-29でジャッジ1人が朝久を支持するもドロー。延長戦に突入する。
延長R、朝久はボディストレート、ヒザ蹴りとボディ攻め。ゴンナパーはこれに左ローを打ち込む。大きくスイングしたフックは当たらなかった朝久だが、ローキックと顔面前蹴り。朝久はさらに前蹴りを連続し、左ストレート、ボディへのヒザとスタミナを発揮し攻めを止めない。左右の連打からバックブローもゴンナパーに放って延長戦終了となる。
判定は最初のジャッジがゴンナパーを支持するも、あとの2者は朝久を支持。王座を奪った。
勝利した朝久は「遠回りしてきたように言われますが、そのおかげで出会うことのなかった戦友やファンと出会えて、泰央という名前をくれたお父ちゃん、お母ちゃんに、ゴンナパーに勝ってやっと恩返しができたと思います。応援してくださるファンのために全団体、全階級統一します。九州大会だから、みんな、えらい好いとーばい。ありがとう」とマイクで語り大会を締めくくった。
▶︎次ページは【動画】空手の朝久とムエタイ・ゴンナパーの激闘
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