【ベラトール】決戦前夜、パトリシオ・ピットブルとマッキーが計量パス「キサマの発言の報いを受けさせる」(パトリシオ)
8月1日(日本時間)に米コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される『Bellator 263』の公開計量が行われた。
メインイベントのフェザー級(145ポンド/ 66kg)ワールドGP決勝で対戦する、同級級王者パトリシオ・ピットブル・フレイレ(33=ブラジル)は144.5ポンド(65.54kg)で、無敗の同級1位、AJ・マッキー(26=米国)は145ポンドで共にでパスした。
最初にコールされたのはチャレンジャーのマッキー。ゴールドのヘッドフォンを肩に掛け、リラックスした表情で壇上に登場。計量台に上がると、恒例の“スニッカーズ”を口にくわえ、マッスルポーズで咆哮。
続いて王者のパトリシオが息子と共に登場。マッキーとは対照的な冷ややかな視線で壇上に上がると、フェイスオフでは、マッキーに対し、拳をアゴに寄せるようにファイティングポーズ。マッキーは両手を後ろに組んで視殺戦を行った。
マッキーは勝利への自信について「(格闘技を始めてからの)22年間はこの瞬間の為にあると思っている。それが自分の決意であり想いだ。(相手はキャリア上のパトリシオだが)このトーナメントだけで言えば、お互いの戦績は共に3勝無敗。同じなのさ。そして、勝つのは最強の男だ」と、強い決意を語った。
マッキーに対して最後のメッセージはないかと尋ねられた王者のパトリシオは「キサマの発言の報いを受けさせる」と短く答えると、その先に立つマッキーを睨みつけた。
王者パトリシオはライト級とフェザー級のベルトを持つベラトール史上3番目の2階級制覇王者。前戦となる4月3日の準決勝ではエマニュエル・サンチェスを初回一本勝ちで仕留めるなど、その絶対的な強さに陰りはない。
対するマッキーは元MMA選手のアントニオ・マッキーを父親に持つMMAサラブレッド。デビュー以来、負けなしの17連勝中。前戦となる昨年11月の準決勝では、RIZINバンタム級王者・堀口恭司と激闘を交わしたダリオン・コールドウェルに、わずか71秒で一本勝ちし、こちらも死角がない。
この試合はGP決勝であると同時にタイトル戦でもあり、トーナメント優勝者には、優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)が与えられるが、勝利の女神が微笑むのは、果たして、パトリシオか、マッキーか。
▶︎次ページ【動画】は、決戦前夜、パトリシオとマッキーが最後の視殺戦!!フェザー級の頂点は誰だ!?
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