【ベラトール】皇帝ヒョードルは、王者ベイダーにリベンジ狙いか! ジョンソン戦を選んだ理由をコーカー社長が説明
10月23日(現地時間)に開催されるベラトール・ロシア大会のメインイベントにて、元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル(44=ロシア)が、ヘビー級2位のティム・ジョンソン(36=米国)と対戦することが5日に発表されたが、そのマッチメイクについて、スコット・コーカー社長が説明した。
【動画】ヒョードルがベイダーに秒殺KO負け映像、王者ベイダーと対戦実現なるか?
総合格闘技界のレジェンド、ヒョードルのロシアでの凱旋試合には当初、元UFCヘビー級王者のジュニオール・ドス・サントス(37=ブラジル)、ジョッシュ・バーネット(43=米国)、アリスター・オーフレイム(41=オランダ)、ファブリシオ・ベウドゥム(44=ブラジル)ら錚々たるレジェンドファイターの名前が上がっていたが、実際に決まったのはヘビー級2位のジョンソン。知名度においては格が一つ下がる相手とのマッチメイク対し、候補だったドス・サントスが「なぜこうなったのか、理解できない」と発言するなど、選手やファンから疑問視する声が多数上がっていた。
コーカー社長は13日の格闘メディア『MMA Junkie』の取材でこの件について言及。ジョンソンは今年6月のヘビー級暫定王座決定戦で、ヒョードル軍団のワレンティン・モルダフスキーに判定負けしたが、その時からヒョードルはジョンソンを意識していたという。
「ヒョードルは熟考した中でジョンソンを選んだ。モルダフスキーとジョンソンの試合の時、彼は‘もしモルダフスキーが負けることがあれば、次は自分がジョンソンと戦う’と話していた。その時からヒョードルはジョンソンを意識していた。ティム・ジョンソンはジョークではない。彼はシーク・コンゴを破り、タイレル・フォーチュンをKOした。あのモルダフスキーとも5ラウンドを戦ったんだ。ヒョードルは楽な相手を選ばない」と、ジョンソンを選択したヒョードルの決断を支持した。
コーカー社長はまた「確かに、名前があるレジェンドとの対戦には興味はあった。しかし、ヒョードルは現在もトップで戦うランカーを選んだ。まだベルトを狙っているんだと思う。それが彼の本当の目的なんじゃないか」と、興奮気味に答えた。
ヒョードルはあと2試合で引退すると公言しており、今回のジョンソンが残り2つの中の1つ。現在のヘビー級正規王者はライアン・ベイダー(38=米国)だが、ロシアの皇帝は、このジョンソン戦に勝利し、現役最後の戦いで、タイトル挑戦と共に19年にKO負けしたベイダーへの雪辱を果たそうと考えているのかもしれない。
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