【K-1】卜部弘嵩と島野浩太朗が7年ぶりに再戦!「あの時は過信の塊」(卜部)「思いをすべてぶつける」(島野)
2022年2月27日(日)東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の対戦カード発表記者会見が、本日13日、都内にて行われた。
スーパーファイト-61kg契約では、卜部弘嵩(32=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs.島野浩太朗(29=菅原道場)。二人は、2014年11月にKrushで対戦しており、この時は卜部がダウンを奪い、判定勝ちを収めている。7年の歳月が、互いの立ち位置を変えたという。
まず島野は、「特別な試合なので、覚悟を決めて破りに行きます」とコメントすると、卜部も「次の試合で60戦の節目。いろいろ考えることが多く、集大成を見せる試合になりそうですね」と感慨深そうに語った。
前回の島野との試合を振り返った卜部は、「あの時の僕は過信の塊で自信満々だった。今は連敗し、1戦1戦大事に戦う覚悟でリングに上がっています。勝ちに飢えています」と当時と今の自分の違いを認識していた。
負けることを考えなかった当時の自分と、負けることばかりを考える今の自分。苦しみながら見つけたことは、「原点に戻ること」だった。
卜部は上京する前、千葉のジムで練習をしている高校生の頃、島野が所属する菅原道場で出稽古していたという。卜部は「よく菅原道場で練習をさせていただきましたが、ジムの端っこでコツコツとミットを叩いていた少年が、ここまで来たかと思いました。キャリアの終盤のここで、島野選手と戦うのかと嬉しい思いがあります」と述懐する。
島野も思いは同じで、「デビュー戦の時、先輩の“狂拳”竹内裕二選手がKrush 60kg級タイトルマッチで、卜部選手と戦う試合を見て熱くなったことを覚えています。今は、それを超える試合をしたいと思っています」と振り返った。
熱い試合になるのは間違いなく、「これまでやってきたこと、思いをすべてぶつけるつもりです。その先は、どうなるかなんて分かりません」と島野が語れば、卜部も「見てくれる人がどう感じてくれるかが大事。生き様をリングで見せたい」と気合いを入れた。
様々な長いストーリーがある二人の戦いは、涙なくして見られない試合になりそうだ。
▶次ページは、【動画】7年前に卜部が島野からダウンを奪う激戦
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