2022/03/08（火）UP
（最終更新：2022/03/10 12:00）

１Rに右手でパンチを放つ鈴木（右）、既にこの時左手は折れていたのか

　3月6日（日）に開催された『RIZIN LANDMARK vol.2』で、注目された平本蓮（23=ルーファスポーツ）と激しい打ち合いからフラッシュダウンを奪うなどし、グラウンドでも優位に進め勝利した鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)が7日、Youtubeで両手骨折の状態の報告を行った。

【動画】鈴木がギブスした左手を見せ激闘を語る、平本にフラッシュダウン奪うスロー映像も

　鈴木は試合終了後の会見で、両手を氷で冷やしながら「両手折れましたね」とコメントしており、Twitterでも「拳が折れました。早く治して復帰するんで、応援これからもお願いします」と報告していた。

　今回のYoutube動画で鈴木は、左手のみギブスを着用。右手は「結果出てなくて、明日最終チェック」と後日結果が分かるようだ。

　鈴木の左手が折れたのは「1R目の序盤」とのこと。「フックを入れた時に折れて。これいったなとわかった」と語り、平本の右ストレートに合わせた左フックを入れた時に折れたとのこと。

試合後の会見では両手を氷で冷やして臨んだ鈴木

　しかし「それが戦いをやめる理由にはならないから」と、がむしゃらに相手に向かい「右がまだ使えてたから」と右ストレート主体と、左は拳が使えないためヒジに切り替えたと言う。

　その後さらに「やばいと思って、組みにシフトした。寝技に持ってくか」と、組んでの勝負に徹したと語った。
　さらに「考えてもしょうがないかな、がむしゃらだった」と持ち前の気持ちの強さで、根性で試合を完遂したと振り返る。

　相手の平本については「打撃すごくうまかったし、タックルも来たから。本当に総合の選手だな」と、K-1選手からMMA選手へとアジャストしていたと評した。
　
　動画の後半には、今試合のセコンドTシャツや、入場時に背負っている”大剣”プレゼントの告知なども。さらに今回の”メイン”勝利をきっかけにYouTubeにもさらに力を入れると宣言している。

　果たして鈴木の復帰はいつになるのか。同日の第4試合で昇侍に秒殺KO勝利を果たした、鈴木博昭も対戦に興味を持っているだけに、ストライカー同士の対決が期待される。怪我を治した鈴木の次戦に期待だ。

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