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【月間ベストファイター・1月】鈴木千裕がタップロンを開始からの猛ラッシュでKO勝利した理由、3月の平本戦とキック&MMA二刀流の夢を語る

 毎月イーファイトのサイト名にちなんで、より良い試合をした選手に贈られる、GOLD’S GYM Presents格闘技月間ベストファイター賞。2022年1月のベストファイターは2022年1月22日(土)後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT 2022 vol.1』でタップロン・ハーデスワークアウトを1R KOで下した鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)に決定した。(2022年2月25日UP)

PROFILE

鈴木千裕(すずき ちひろ)

1999年5月14日生まれ 東京都三鷹市出身
身長175cm、階級 スーパーライト級
クロスポイント吉祥寺所属

 昨年7月にKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメントを制覇しベルトを獲得した鈴木は、キックとMMAの二刀流を目指すと宣言。RIZINで2戦、MMAルールに挑戦し昨年9月に昇侍にTKO負けを喫したが、続く11月の山本空良戦では判定勝利した。KNOCK OUT王者としてのキック初戦となった今年1月のタップロン戦は、開始早々からパンチでラッシュを仕掛けて右フックでダウンを奪うと、その後もパンチ連打でKO。ムエタイの強豪を1RKOで下すという活躍を見せた。

選考理由
1、ムエタイの強豪タップロンを1RKO
2、MMAとの二刀流で活躍
3、KNOCK OUT-BLACK王者の実力を証明

選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ

 受賞された鈴木選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。

アルティメットフレキシジョイントUC-Ⅱ®

非変性Ⅱ型コラーゲン(UC-Ⅱ®)に、MSMやユニベスティン、キャッツクローを配合したサプリメントです。

マルチビタミン&ミネラル

100%自然素材を使用したビタミン&ミネラルサプリメント。着色料、香料、保存料は一切使用しておりません。

アミノ12パウダー

BCAAなど体内で合成できない必須アミノ酸を8種類配合。身体作りに好適なアルギニン、オルニチン、グルタミン、グリシン配合。飲みやすいオレンジ風味。

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贈呈:ゴールドジム

ベストファイター記念インタビュー

■1Rで倒すことは最初から決めていた

タップロン(右)にKO勝ちした鈴木千裕(2022年1月22日)

 1月22日後楽園ホール、何と1R開始早々に全力のラッシュ! KO勝ちが決まった瞬間、鈴木千裕は何度も絶叫し、溜まっていたものが一気に噴き出したようだった。

 傍らに倒れているのは、シュートボクシング、RISEと様々なリングに上がり、鈴木博昭、小川翔、“ブラックパンサー”ベイノアなど数々のトップ選手に勝利しているムエタイの強豪タップロンだ。簡単に倒せる相手ではない。

 だが鈴木は、ハリケーンがリングに現れたかのように豪快なパンチを振り回すと、猛威を振るっていたムエタイの強豪を沈黙させた。

 鈴木を1月のベストファイターに決定し、インタビュー。鈴木は、会場を沸かせた試合をこう振り返る。

「1Rで倒すことは決めていました。試合後のリング上でも言いましたが、前回のRIZINの試合で判定で勝っちゃったんですが、自分が(試合に)呼ばれている理由は何だろうと考えた時に、やはりKOだと思うんです。だから、絶対にKOで勝つと決めていました」

 通常の相手にKOを狙うのならば理解はできるが、難攻不落のタップロンを前に、そこまで考えられる選手は少ないはずだ。

「たしかにタップロンと対戦したら、判定勝ちがいいところで、良くて2、3Rに倒せるかどうかと言われていました。でも、上に行く人は、ここで倒せるかどうかだと思いました」と序盤から全力を出し切ったことを語りつつ、「2Rに入ったら? その時は、その時です」と笑った。

■周囲から「イップス」と言われていた

MMAの師匠の五味隆典(左)と鈴木

 鈴木が、これまで以上にKOへの拘りを持つようになったのは、RIZINでの2連戦を経験してからだ。昨年9月のRIZIN初参戦で昇侍と対戦し、パウンドによりTKO負け。続く11月のRIZIN TRIGGERでの山本空良戦は、打撃でヒザをつかせるなど優勢に試合を進めての判定勝利。RIZINで1勝1敗。スタートとしては悪くないように見えた。

 だが鈴木は、冒頭の言葉にあるようにKOこそ自分の役割だと気づいた。

「山本戦の後、前へ出られない自分のことを見て周囲から『イップスじゃないか?』と言われました。このままでは、自分が普通に勝つだけの選手になってしまうと思ったんです。だから、KOを狙う選手でいるためにタップロン戦は前へ出ました。これで負けたら、それまでだと覚悟を決めていたんです」

パンチを放つ鈴木(2022年1月22日)

 イップスとは、もともとゴルフで言われだした病気で、失敗がトラウマになりプロが簡単なショットを外すようになる現象のことだ。様々な競技でも言われるようになり、格闘技ではKO負けをした直後の試合でアグレッシブさを失うとすぐに囁かれる傾向がある。

 鈴木はイップスではないことを試合で証明することとなったが、「タップロンのパンチをもらって意識が飛びそうになりました。でも、ここで負けてはいけないと思い、倒しに行きました」と勝負が紙一重だったことも明かした。前へ出て打ち合うとリスクは大きくなるが、「気合い、根性、パワーで乗り切ります。自分はバカの一つ覚えしかできないので、危ない場面は野生のカンでかわします」と笑い飛ばした。

▶︎次のページは”全力KO”タップロン戦のKOシーン動画を紹介、来る平本戦も語る

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